他店と差がつくポイントがここにあった!飲食店LINEライティングのコツ!
こんにちは!
飲食店様がLINEを活用する際に、
必ずと言っていいほど直面する問題が
「何を・どのように発信しようか」
というライティング問題ではないでしょうか。
せっかくの販促チャンスなので、
少しでも集客につながるような
効果的なライティングがしたいですよね。
では、本日はそんな飲食店オーナー様に
ぜひ知っておいてほしい
「セールスライティング」の
ちょっとしたコツをご紹介しようと思います。
少しの工夫で効果抜群!?
ぜひ、試してみてくださいね!
目次
1.セールスライティングとは?
一体なんなのでしょうか?
セールスライティングとは、
読んで字のごとく、セールスのために文章を書く事。
実際に毎日あなたに送られてくる
メールマガジンなんかも
セールスライティングのひとつです。
メールマガジンやLINE@のメッセージ、
SNSの投稿で文章を作る際には、
同時にコピーライティング力も必要となります。
ですが、厳密に言うと
セールスライティングとコピーライティングは
微妙にニュアンスが異なるものになります。
具体的にその違いをご説明いたしましょう。
コピーライティングとは、「イメージコピー」のことです。
「キャッチコピー」ということばを、
よく耳にすることはありませんか?
それと同じだとお考えいただければOKです。
コピーライティングはセールスライティングと違い、
強い言葉やインパクトのある言葉、美しい言葉で、
企業のブランディング向上を目的とするものです。
どうなればコピーライティングが成功したと言えるかというと、
そのコピーによって企業・飲食店などの認知度が高まったり、
イメージアップすることができたとき。
キャッチコピーは、記憶に残ったとして
も直接行動に訴えるものではありません。
ブランドイメージの向上に繋がったとしても、
どれほど効果があったのかを数値で測ることはできません。
たとえば、有名なJRのキャッチコピーに、
「そうだ 京都、行こう。」というものがあります。
このコピーをきっかけにJRを利用したとしても、
どれほどの人がその行動をとったのかはわかりませんよね。
こちらがセールスライティングとの大きな違いなんです。
そして、もう一方のセールスライティングとは、
反応を得るための「レスポンスコピー」。
単純に言うと、モノを売るための文章のことです。
具体的にはダイレクトメール、FAX-DM、メルマガ、
チラシなど販売広告の文章に用いられます。
文体もキャッチコピーのような
美しいものやインパクト重視のものではなく、
「今すぐお申し込みください!」や、
「今なら特典付き!送料無料!!今すぐお電話ください。」
といったような、ダイレクトなものになります。
実際にセールスマンがお客様のところへ足を運び、
対面で話すかのような言葉を用います。
こちらは、文章の上手い下手よりも、
購買心理やマーケティングの知識が重要になります。
キャッチコピーのような美しい言葉や
ウィットに富んだフレーズを語る必要はありません。
2.セールスレターの基本的な構成
では、そんなお客様の購買を促すニュースレター。
全体の構成にはルールがあります。
セールスレターを大きく分けると、
冒頭から順番に
・キャッチコピー
・ボディーコピー
・クロージングコピー
の3部構成になっています。
では、ひとつずつコツをお伝えしますので、
ぜひご一読ください!
◎キャッチコピー編
キャッチコピーはセールスライティングにおける
もっとも大切なパートと言っても過言ではありません。
なぜなら、キャッチコピーのできで、
お客様が最後まで読んでくれるかどうかが
大きく関わってくるからです。
言い換えれば、本文を読ませるために
キャッチコピーがあるといっても構いません。
釣りで言う餌や釣り針の役目を果たします。
キャッチコピーはこれほどにも大切な役割を果たすので、
効果的なものを書く事は容易ではありません。
ですが、セールスライティングを行う際の、
80%の労力を冒頭のキャッチコピーに使えという
意見もあるほど、熟考する必要があるパートなんですよ。
では、効果的なキャッチコピーの作成手順は以下の4ステップ。
①ターゲットを明確にする
②ターゲットの欲求をキーワードにする
③自分が売りたいものをワードにする
④②と③のワードを合わせる
ぜひ、実践してみてくださいね。
◎ボディコピー編
キャッチコピーの次は、ボディーコピーを書いていきます。
※キャッチコピーは最後でもOKですよ!
ボディーコピーの書き出しにまず必要なものは、
ターゲットの悩みや欲求を言い当てること。
「あなたは○○に悩んでいますよね」という風に、
この文章は自分のために書かれているんだと
思わせる必要があります。
そして、そこから具体的な
シチュエーションや例を出していきながら、
より読み進めたくなるような文章に仕上げていきます。
そして、次にお客様が対峙するであろう
危険性についての警鐘を鳴らしてあげます。
「このままだと○○になってしまいますよ」
という風に危機感を煽るのです。
そこから自然に自社の提案に持っていきます。
「○○ならその悩みを解消できます」
「○○ならそのリスクを回避できます」
といった具合です。
ちなみに、このときターゲットに刺さりやすい
キーワードに、「簡単、短時間、確実」などがありますので、
ぜひ覚えておいてくださいね。
次に書いておきたいのがお客様のメリット。
この商品を購入すればどうなるのか、
お店に足を運べばどうなるのか、
食べればどうなるのか、などといったポイントです。
この時も、「簡単・短時間・確実」を忘れないようにしましょう。
そして、念には念をいれて、
実際のお客様の声や感想を書きましょう。
あなたはインターネット上で買い物をするとき、
口コミやレビューを読んで
商品を決めた経験はありませんか?
それと同じで、人の意見というのは
信用できる情報としてとても有効なのです。
ですが、このお客様の声はともすれば
「スタッフが書いたものでは?」と
疑われることもあります。
お客様の声は、以下の7つの条件を満たしていると
信憑性が高まると言われています。
①手書きで書かれていること
②顔写真があること
③名前が書かれていること
④年齢がかかれていること
⑤性別が書かれていること
⑥住所が書かれていること
⑦イラストか描かれていること
そして、ここからは後半。
後半は商品の説明をします。
商品説明の目的は、
先に伝えたメリットがなぜ得られるのか、
その根拠をしっかりと伝えることにあります。
たとえば「○○というメリットが得られるのは、
○○を使用しているからです」といった風に。
根拠を説明することで、商品について理解でき
信憑性も深まりますので、より購買に近づきます。
お気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、
商品説明は、通常メリットを伝えた後にするのが基本です。
この順番が逆になってしまっているセールスレターは
効果的とは決して言えません。
なぜなら、お客さまにとって
商品の説明を先にズラズラとされてしまっても
興味が湧かないからなのです。
それよりもお客様はこの商品を購入することで、
自分にどのような変化が現れるかを
知りたがっているのです。
そして、最後のダメ押しに、証拠を提示します。
お客様の信用をより確固たるものにするために、
〝社会的信用がある第三者のお墨付き“を添えましょう。
たとえば、第三者機関の証明書、有名人の推薦、
学者の推薦、専門家の推薦、マスコミでの掲載など…
よく目にしますが、これらがあるのとないのでは大違い。
お客様の心配を取り除くために、
こういったお墨付きはどんどんアピールしていきましょう。
飲食店であれば
「メディア掲載情報」や「○○さん来店!」
といった情報がもっとも効果的でしょう。
◎クロージング編
では、いよいよクロージング。
クロージングでネックとなってくるのは
やはり価格の提示ではないでしょうか。
お客様は今まで読んできた情報をまとめ、
最後に提示される価格に見合っているかどうかを判断します。
そして価格が妥当と判断し、予算に問題がなければ購入を検討します。
そうでなければ購入しません。
価格で大切なのは、ずばりお得感。
そして、お得感を出すために大切なことは、
価格を伝えるまでにきちんと価値を伝えておくこと。
ただ、価格を下げることが
お得というわけではないということを
理解しておくことが大切です。
3.売れる!セールスライティングの共通点
では、こちらの項目では効果的な
セールスライティングに共通する3つの
ポイントをご紹介したいと思います。
①顧客が知りたいことがきちんと書かれている。
②商品・サービスの特徴とメリットがしっかり伝わってくる
③不利な点、欠点を包み隠さず教えてくれる
①顧客が知りたいことがきちんと書かれている。
たとえば、家族旅行を申し込もうと旅行会社にいったお客様に
学生向けのプランやカップル向けのプランを
紹介してもお客様の購入には繋がらないですよね。
飲食店の場合も同じです。
どのようなお客様が、どのようなシチュエーションで
自店を利用するだろうかということを考え、
ターゲットが求めていることを
きちんと提案する必要があります。
②商品・サービスの特徴とメリットがしっかり伝わってくる
メリットについては先程もご説明しましたが、
その商品やサービスを利用することで
お客様にどのような変化がもたらされるかを
きちんと説明し、「アフター」の状態を
具体的にイメージさせることが大切です。
客観的にメリットがわからないという場合には
親しい友人や家族の感想をそのまま
しようするのも手段のひとつと言えます。
③不利な点、欠点を包み隠さず教えてくれる
どんな商品やサービスにも、欠点は必ずあります。
だからといって、それを隠蔽していては、
かえってイメージダウンにつながってしまうもの。
はじめに包み隠さず伝えることで、
お客様の「がっかり」を防ぐことができます。
逆に、そのような真摯な姿勢が
イメージアップにつながる場合も大いにありますからね。
4.ちょっとしたライティングのコツ
では、最後にちょっとした
ライティングのコツをご紹介したいと思います。
①読者目線で書く
基本中の基本にはなりますが、
セールスライティングは一人ひとりのお客様と
対話しているイメージで書く事が大切。
というわけで、現在形で相手を主役にして書きます。
冒頭でも述べましたが、読者に
「これは自分のことについて言われている」と
当事者意識を持たせることによって、
読者の感情を刺激することができます。
②分かりやすい言葉を使う
セールスライティングで大切なのは
文才や芸術性ではありません。
読者の興味を商品に向かわせることが
何よりも大切なミッションであり、
細かなテクニックなどには神経質になる必要ありません。
逆に、難しい言葉ばかり使ってしまうと、
読者はわからない言葉が出現するたびに止まり、
イライラし、最後まで読んでくれない可能性すらあります。
そして、あなたの商品やサービスがお客様の選択肢から
なくなってしまうと、再び検討してくれることは
ほとんどないと言っても過言ではないでしょう。
なので、深く考えなくても見た瞬間に
意味が伝わる簡単な言葉を使って、語りかける必要があります。
③具体的に書く
具体的に書く際、効果的なのが「数字」。
たとえば、「10万人に売れたダイエットグッズ」よりも、
「9万8362人が買ったダイエットグッズ」と言った方が
具体的で信憑性がありませんか?
なぜなら、前者のような大雑把な数字は
誇大と取られることが多いからです。
細かなことにはなりますが、
この小さな工夫や心がけで
お客様からの信頼やイメージは大きく変化します。
④行動を強く促す
こちらは、クロージングのパートで
ぜひ実践していただきたいテクニック。
必ず、お申し込みやご予約、注文を強く促しましょう。
せっかく一生懸命考えたキャッチコピーで注意を引き、
ボディコピーで欲しい気持ちになっているのに、
最後の最後で押しが弱いと、読み手は、
「また今度買おう」と、決断を先送りにしてしまい、
こちらも再び検討することは少ないです。
せっかくクロージングのパートまで
読ませたのであれば、最後に取るべき行動を
しっかり伝える必要があります。
いかがでしたでしょうか?
LINEなど手軽なコミュニケーションを
取れるツールではここまで細かく
気をつける必要はありませんし、
オーナー様の人柄を出した文章でOK。
ですが、随所にこのようなテクニックを潜ませることで
何もしないよりも集客につながる可能性を
拡大させることが可能です。
ぜひ、少しずつでいいので実践してみてくださいね。
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この記事はWEBホスピタソンの「飲食店LINE@サポートチーム」のスタッフが書いています。
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