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COLUMNコラム

社会の劇的変化を透明資産で勝ち抜く時代がやってきた!/急激な時代の変化を実感すること

現代の社会は、急激な変化のときを迎えています。ご存知のとおり、最も大きな変化は2019年の後半から世界中で蔓延している、新型コロナウィルスの影響です。これにより、私たちの暮らしは大きく変わりました。

 

ウィルスの脅威は、人種や宗教、職業、身分に関係なく、国境を越えてやってきます。そのため対策としては、マスクの装着や手洗い、消毒に加えて、ソーシャルディスタンスを意識的に保つことが重要とされています。

 

ソーシャルディスタンスとは、いわゆる「社会的距離」と訳される言葉で、つまり「人と人との物理的距離を保つ」ことを指します。そうなると、私たちはこれまで当たり前のように行ってきたコミュニケーションができなくなってしまいます。

 

当然、人々の生活様式は変わります。日常的なふれあいや交流にも気を遣うことなりますし、通勤や出張など仕事に関連する移動や交際にも注意が必要です。何より、お互いが物理的に近付くことが、感染リスクを高めることにつながるからです。

 

それによって特に飲食店などは、大きな打撃を受けました。人々はソーシャルディスタンスを保つだけでなく、外出そのものを自粛するようになり、特に緊急事態宣言下では街から人が消えてしまったほどです。

 

人々がそにでなければ、消費が冷え込むのも当然です。インターネット上での買い物やデリバリーなど、一部では消費が伸びたところもありますが、飲食店やイベントをはじめとするリアルビジネスの多くは、大打撃となりました。

 

多くの人が新しい生活に慣れていくにしたがい、元の暮らしに戻ろうとする動きも加速しています。

 

しかし、コロナ禍による新しい生活様式が求められる以上、変化する日常生活に対応しなければならないのも事実です。

 

そのときに重要なのは、変化を実感し、直視して、きちんと対応していくということです。

 

この場合の対応とは、「人々がどのような基準でモノやコトを選んでいるのか」という視点をきちんと持つことです。

 

私たちは改めて、お客さまがどのような視点で商品やサービスを選んでいるのかを、考え直さなければなりません。商品もサービスも増え続けている中で、お客さまがどのような基準で選択しているのかについて、見直すべきなのです。

 

それは必ずしも簡単なことではないかもしれません。本当に求められているもの、お客さまが本当に欲しいものを掘り下げるということは、自らの事業を根本からとらえ直すことになるからです。その過程で、新たな発見をすることもあるでしょう。

 

世の中の変化を、他人軸ではなく自分軸としてとらえたときに、何が本当に大切なのかが見えてきます。他の誰かではなく、自分たちから提供するべき価値が見つかる可能性もあります。そこが、いまの厳しい現状を乗り越えるためのスタート地点となります。

 

まずはこの大きなムーブメントを、一過性のものとして見るのではなく、急激な時代の変化としてとらえ直していきましょう。そこに、透明資産を理解するtまえのヒントが必ず隠されています。

 

*引用;『新戦略 今日から逆風に打ち勝つ会社に変える「透明資産」実践ビジネス活用術』(勝田耕司著・秀和システム刊)

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