前回は「YouTubeチャンネルの最適化」についてご紹介しました。
チャンネルの仕組みや見せ方のコツがわかると
より充実した内容でファンやこれから訪れるユーザーに発信できます。
販促ツールとしてYouTube動画を活用するということは
効果を検証し、改善するという次のステップが必要です。
このYouTubeアナリティクスは無料なので、しっかりと
活用して、よりよい動画づくりのヒントにしていきましょう。
今回はその効果の指標となる「YouTubeアナリティクス」を
活用するコツをご紹介します。
1.YouTubeアナリティクスとは?
『YouTubeアナリティクスでは、チャンネルや動画の
パフォーマンスを最新の統計情報をとレポートを使って
確認できます。総再生時間、トラフィックソース、
ユーザー層などのさまざまなレポートの豊富なデータを
利用することができます。』
(YouTubeヘルプより)
このYouTubeアナリティクスを使うことで、気になる再生回数だけでなく、
「誰が・どこから・どのくらい」動画を見ているのかがわかります。
これによって、視聴者=ファンの動向を分析し、
提供したコンテンツがファンの興味や関心にリンクした
内容になっているかどうかもきちんと確認していきましょう。
【アナリティクスの使い方】
分析したい動画をアップロードしたアカウントで
YouTubeにアクセス
↓
「アップロード」をプルダウンし「アナリティクス」を
クリック
↓
「概要」では管理しているすべての動画に対する
パフォーマンスが確認できる
↓
「コンテンツを検索」をクリックし、動画を選択
↓
選択した動画のアナリティクス「概要」が表示される
アナリティクスにアクセスすると、
過去30日間の状況が確認できます。
また、アクセスの多い動画のトップ10、
アクセスがどこからあったかも見ることができます。
また、動画を個別に分析する場合は
「フィルター」を使うことをおススメします。
「コンテンツ」「地域」「期間」でフィルターをかけることが可能です。
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2.まずは動画再生回数から分析しよう
ではメニューから「再生回数レポート」を分析します。
「再生回数」をクリックします。
トップのチャンネル対する動画本数や作成日と並び、
「全期間の再生回数」が表示されています。
これはすべての動画の全期間の合計回数になります。
そして「再生回数」と合わせて、
「推定再生時間」もしっかり確認しましょう。
YouTubeでは「関連動画」や「おすすめ動画」を表示
する際に再生時間を重視するシステムにしています。
クリック回数ではなく、視聴者が「じっくり見たい動画」が
検索で表示されやすくなり、よりYouTubeを楽しめる仕組みになっているためです。
「折れ線グラフ」では「日時統計」をプルダウンすると、
他に「日時統計(7日間合計)」「週次統計」「月次統計」が
分析できるようになっています。
また、統計情報の比較として「再生回数」との比較が可能です。
比較対象として「推定再生時間」「登録者数の増減」などがあります。
そして、「動画再生回数のトップ10」の詳細を
見ることができます。(集計は上位10本のみ)
動画・地域・日付のボタンがそれぞれあります。
動画・・・再生回数の多い動画に対してタイトルや
内容など傾向をみることができます。
地域・・・国別でのランキングです。もし、英語圏の国の
再生回数が多いのであれば、タイトルに工夫を
するとさらに再生回数が伸びるかもしれません。
日付・・・日付別で分析できるので、特にイベントごとが
関連する内容の動画はカレンダーも視野に入れることも必要です。
次に「ユーザー層」です。
男女別、年齢別の統計が表示されます。
さらに再生された国別の統計で詳細がみれます。
この統計を分析することで、イメージターゲットと
実際の視聴者とのギャップがないかをしっかりと検証し、
活用していきましょう。
次に「再生場所」「トラフィックソース」です。
これはどこでYouTube動画を再生しているかがわかります。
動画の種類によっても再生場所が変わるかもしれません。
「YouTubeの動画再生ページ」以外にも
「他のウェブサイトの埋め込みプレーヤー*」や「携帯端末」なども
再生場所として多いので、視聴者のライフスタイルもイメージできます。
*さらにクリックするとURL別に再生されたウェブサイトが確認できます。
「トラフィックソース」ではモバイルや検索エンジンなどからの
アクセスを見ることができるうえ、検索エンジンを
さらにクリックすることで「検索キーワード」もみることができます。
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3.メッセージを伝える指標は「視聴者維持率」
最後は「視聴者維持率」です。
YouTubeアナリティクスで最も重要な機能といえるでしょう。
これにより、ユーザーが動画を見始めて、どのタイミングで
離脱したのかを的確に把握できます。
このグラフには動画の秒鵜数に対して、何パーセントの
ユーザーが動画を見続けているかを表示しています。
そして、また下部にはプレーヤがあるので、
見たいタイミングでの動画を再生して確認することができます。
せっかく作った動画がに関心がないという事実が
数値化されると多少気落ちしていましますが、
離脱した時点を把握することで、
その箇所のコンテンツを見直すことができます。
さらには時間の問題も含まれるので、離脱されやすい
タイミングの前に「伝えたい内容」を見せるための
構成・編集に取組むこともできます。
これは違う角度からみた「情報収集」でもあるのです。
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また、クーポン発行や効果的なプロモーションツールも
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この記事はWEBホスピタソンの「飲食店動画サポートチーム」のスタッフが書いています。
飲食店動画サポートチームでは、飲食店で動画を活用した集客方法、動画の製作方法、をわかりやすくアドバイスしています。
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