『透明資産』経営のススメLINEの電話「無料通話」と「LINE Out」の違いとは?
      

LINEの機能に「無料通話」があります。
これはLINEユーザー同士の通話であれば、
無料で利用できる電話機能です。
気軽に利用できて便利な機能ですが、この「無料通話」とは
別にLINEが提供する電話サービス「LINE Out」があります。
ではもともとの「無料通話」とこの「LINE Out」とは
何が違うのかご存知でしょうか?
今回は両者の違いについてご紹介いたします。
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1.アプリ機能「無料通話」とは?LINEユーザーの便利な機能のひとつがこの「無料通話」です。 
これはLINEユーザー同士ならいつでもどこでも無料で話せる 
音声通話サービスです。ネット回線を利用しているので、無料で通話ができるのです。 
ただし、パケットし放題などに加入していない場合は、 
パケット料金が発生しますのでご注意ください。また、加入していなくても、Wi-Fi環境があれば無料で通話できます。
 このように「LINE Out」は電話回線ではなく、「ネット回線」ですので、電波の状態、端末の状態などによって
 繋がりにくい、音声が聞き取りにくい、途中で通話が途切れる
 といった不具合が生じることは否めません。
 利用方法としては、友だち同士の尽きない話や家族間での簡単なやりとりなど「気軽に使える」というメリットがあります。
 ビジネスシーンで利用したい場合は、社員同士で双方がWi-Fi環境がある状態で利用する社内電話の役割になりうるかもしれません。
 
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| 2.「LINE Out」でできること「LINE Out」は一般の固定電話や携帯電話に格安で電話をかけることができるサービスです。
 国内に限らず、国際電話も通話が可能で、発信者が世界中のどこにいても料金は変わらないのも特長です。
 さらに飲食店LINEの店舗にもかけることができます。無料通話と違って「電話回線」ですので、繋がりやすく、
 途中で音声が途切れるなどの心配もありません。
 こちらは、LINEアカウントを持っていない友だちや家族、店舗や施設への電話をするなど、無料通話が使えない場合に
 使うと通常の電話料金よりもお得になります。
 スマートフォンから電話をかけると、通常は43.2円/分ですが、LINE Outの場合は固定電話へは2円/分、スマートフォンへは
 14円/分と最大で95%OFFとなります!
 (*料金設定はプランによって異なります。LINE公式ページより参照)
 さらに店舖や施設への通話が「1通話10分間無料」となります。 その対象は「LINE@(=飲食店LINE)アカウント開設店舗や電話帳データベースなどをもとにLINE株式会社が登録した店舗およそ650万店舖です。
 例えば、店舗への予約をする際かかる時間はせいぜい5分程度。それをこの「LINE Out」を使えば「無料で予約できる」ということですね。
 ここまで安く通話ができるには仕組みがあります。先述のとおり、「LINE Out」はネット回線を利用したIP電話です。
 通話者間の通信の一部にインターネットを介し、さらに海外通信
 業者の電話回線を経由して、通話相手にかかります。
 この複雑な経由事情により、通信会社がNTT DoCoMoの場合は携帯電話端末には「通知不可能」や「非通知」などの表示がされます。
 これにより、着信者が警戒して電話に出てくれないなどの可能性もありますので、ご注意ください。
 
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| 3.「LINE Out」を利用してみよう「LINE Out」を利用するには、「コールクレジット」もしくは「30日プラン」を購入する必要があります。
 ○コールクレジット電子マネーと同じシステムで利用する金額を事前にチャージしておく料金プランです。
 購入日より180日間利用できます。
 もちろん世界中の固定電話、携帯電話への通話が可能です。
 iOSとAndroidのLINEアプリ内、、もしくはLINEウェブストアよりチャージできます。
 ○30日プラン購入から30日間、決められた時間までお得に話せるプランです。
 コールクレジットよりもさらにお得なので、毎日たくさん話す
 という方にはこちらがおすすめです。
 長期契約ではなく、30日間なので毎月プランの見直しが可能です。
 そして、AndroidのLINEアプリであれば、これらの通話料をLINEコインで支払うことができます。
 *LINEコインとコールクレジットの変換レートは変更する可能性ありいずれかのプランを購入すれば、「LINE Out」が利用できます。
 初めて通話する場合は、端末の電話番号確認をするための認証番号設定を行います。
 この認証設定をキャンセルすると相手側に非通知設定で電話がかかってしまいます。
 またFacebookでの認証のみの場合も利用できないので、携帯電話番号での認証を行います。
 では、「LINE Out」で電話をかけてみましょう。「その他」→「Call」をタップして、連絡先またはキーパッドで
 電話番号入力で連絡先を選択します。
 電話をかけると、通話料金が表示されます。
 この「LINE Out」はLINEの友だちにも利用できます。
 その場合は、端末のアドレス帳に友達の電話番号が登録されている必要があります。
 そしてもう一つ。「LINE Out」から飲食店LINE(LINE@)の
 登録店舗に直接電話をかけることができます。
 まず「LINE Out」を起動させます。キーパッドが表示されるので、右上の「お店」をタップします。
 自動で現在地の表示、そこから近隣のお店や施設が表示されます。またお店や施設を検索することも可能です。
 表示された店舗をタップすると、お店ページの画面表示に切り替わるので、店舗情報の確認もできます。
 お客様側からすると、お店を確認したうえで予約や
 問い合わせができるという自然な流れができます。
 そして、実際に予約や問い合わせがきた店舗では、電話をとるとまず「LINEからの電話です」という主旨の
 アナウンスのあと通話ができる仕組みになっています。
 ここで注意点があります。 1回の通話時間は10分間です。10分を超えてしまうと通話が切れてしまいますので、あらかじめ店舗側のスタッフも
 その旨を理解しておきましょう。
 もし、10分を超えそうな場合は改めてかけ直してもらいましょう。同じお客様が再度電話をした場合はそこから10分間通話無料となります。
 このようにお客様にとって「LINE Out」は、便利で気軽に利用できるフリーダイヤルのようなものです。
 そこでお客様に「無料通話」以外にも「LINE Out」で電話をかけられるということを飲食店LINEのメッセージや
 ホームなどでお知らせしましょう。
 店舗内でもPOPやショップカードなどのツールで案内するのもおすすめです。
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いかがでしたか?
「無料通話」と「LINE Out」にはそれぞれのメリットや
適した利用シーンがあります。
個人でも通話だけでなく、お店とお客様とのつながるツールと
してこの「LINE Out」もぜひ活用してみてください。
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この記事はWEBホスピタソンの「飲食店LINE@サポートチーム」のスタッフが書いています。
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