使い分けって本当に大切!!SNS別、飲食店動画を投稿するコツ
こんにちは!
「飲食店でも動画を使って販促したい!」
そうお考えの方も多いのではないでしょうか?
では、せっかく作成した動画を
どのようにして販促に活かしますか?
やはり、今の時代ですと
SNSを使用するのが最も
効果的かつ簡単なのではないでしょうか。
というわけで本日は、
SNS別に見る動画活用のポイントについて
お話していきたいと思います。
目次
1. 動画マーケティングの現状
2. Facebook編
3. Twitter編
4. Instagram編
5. Youtube編
1.動画マーケティングの現状
まずは現在いかに動画が求められているか
ということについて少しご紹介したいと思います。
世界中にいるネットユーザー。
毎日1億人が動画を閲覧しているといわれています。
そして、全体の80%が「オンライン動画」を
見たことがあるという統計が出ています。
ネットに費やす時間の1/3を動画で、
半分近くのユーザーが
最低でも1か月に1度は動画を見ています。
その動画コンテンツのすごさは、その情報量にあります。
1分間の動画は、180万語の言葉、
なんと3,600のWebページ分に相当するんです。
そして動画を利用すると、
そのモノ(商品)への理解の高まりが74%もアップします。
この効果はビジネス系の
動画広告にも効果を発揮しています。
また仕事の関する資料なども文章より、
動画で見て情報を得たいという
企業もあるくらい影響を与えています。
2.Facebook編
皆様は普段Facebookを
プライベートで使用されておりますか?
その際、なにか最近気づいた
変化はありませんか?
そう、
動画投稿数が急激に増えているのです!
これはどのSNSにも言えることなのですが、
特にFacebookではその動きが盛ん。
なぜなら、Facebookではいま、動画関連事業に
力を入れて積極的に取り組んでいるからなのです。
そういった背景もあり、
一人当たりの動画投稿数も飛躍的に伸びているのですね。
そんなFacebookでの活用ポイントは
「いかに惹きつけるか」です。
なぜなら、Facebookに投稿される動画は
基本的には「自動再生」。
最初の数秒で目を惹くシーンを入れなければ、
ユーザーが離脱してしまう可能性があります。
また、あらかじめ設定されている状態では、
音声が流れない仕様になっています。
なので、無音状態でもどのような動画なのかが
ひと目でわかるように字幕を入れるなどの工夫が必要です。
実は、動画視聴中の離脱率についての調査結果で
どんなに中身の良い動画でも
☆開始15秒で1/2が離脱し、
☆30秒では2/3が離脱する
というものが発表されており、15秒~30秒の間が、
ユーザーがそのまま視聴し続けるか、
離脱するかを分ける分岐点となっているのです。
また、ユーザーの多くが2分以内に
動画を閉じるという傾向にありますので、
「最初の10秒にインパクト、
2分以内でコンパクトにまとめる」ように編集しましょう。
そして、思わず最後まで見てしまいたくなる
映画の予告編のように、
視聴者の興味を引き続ける必要があります。
さて、投稿する動画の内容ですが、
必ずしも完璧を求める必要はありません。
本格的な機材を準備する必要もなく、
お手持ちのポータブルカメラやスマホでOK!
撮影も、スタッフがカメラマンになるだけでOK!
Facebookはリピーターのお客様や
プライベートでの知人とのやりとりが
多いかと思いますので、かしこまったものよりも、
お店の楽しい雰囲気や料理の美味しさを伝えながら
「親しみのある距離感」を演出しましょう。
まず「内容を伝えること」が最優先と考え、
見た目の美しさだけにとらわれないこともポイントです。
さらにFacebookの特徴としては、
「10~50代といった幅広い年齢層の利用者」と
「友達から友達へとつながり、広がるシェア」が挙げられます。
使用しているユーザー層が広いからこそ、
「誰に見てほしいか?」というターゲットを
決める事ができるのも嬉しいですよね。
なんと最近では、デスクトップPCでの動画再生回数が
YouTubeを上回ったというニュースもあり、
動画市場では何かと注目されているFacebook。
ぜひ、今日から動画撮影始めてみませんか?
3.Twitter編
「Twitter×動画」といえば、先日大きなニュースが!
ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、
Twitterには動画を投稿できる機能が
2015年1月から実装されました。
本来30秒の動画しか投稿できなかったものが、
先月の大幅バージョンアップにより、
これまでの30秒から140秒(2分20秒)になりました。
ツイッタージャパンによると、
ツイッター上の動画アップロード率は
2016年に入って50%増加しており、
動画の利用は大きく増加しているといいます。
それをさらに強化するのが、
今回のバージョンアップであり、
動画のボリュームアップは目玉とも言えるでしょう。
また、このアップデートに併せて
米国では「Twitter Engage」という、
クリエイター向けの解析アプリもリリースされました。
誰が自分をメンションしているか、
影響力のあるリツイートをしているのは
誰かなどを含めた様々な解析が可能なアプリであり、
こういったアプリの需要も考えると、
これからのTwitterにおける動画の影響力は
どんどん上がってくると考えられます。
さて、そんなTwitterにおける
動画投稿のポイントですが、
ぜひ利用したいのが、
「位置情報サービス」。
特定の場所が指定できるので、
飲食店であればツイートに位置情報を
付けるとさらに拡散効果になります。
また、この機能は全世界で対応可能なので、
インバウンドのお客様をターゲットにしている飲食店様は、
海外向けの動画を投稿してみるのはいかがでしょうか。
では、ここで少し海外向け動画のポイントを。
実は、海外の旅行者と我々日本人が
魅力を感じるポイントは少し違うのです。
まず、私たち日本人が求める飲食店舖は、
清潔な店内、分かりやすいレジなど
施設関連にまで及びます。
しかし、海外では
この徹底した日本人レベルほど求めていなかったり、
このようにする必要性が低いという傾向があります。
これは、海外観光客が外観や内装のこだわりより
「味や雰囲気を重視する」という感覚が、
私たち日本人と異なる点にあります。
また、旅慣れた日本人が
海外で綺麗なホテルやレストランよりも
現地の雰囲気が味わえる場所に行ってみたいと思うように、
訪日観光客も「日本らしい」味や
雰囲気を求めているということです。
そのコンセプトに強い!という飲食店オーナー様なら、
そんな「味のある動画」で魅せるのをおすすめします。
そして、位置情報とならんで
Twitter独自の便利な機能に
「#(ハッシュタグ)」があります。
ハッシュタグとは、#記号と
半角英数字で構成される文字列のことで、
発言内に「#○○」と入れて投稿すると、
その記号つきの発言が検索画面などで
一覧できるようになるというもの。
同じイベントの参加者や、同じ経験、
同じ興味を持つ人のさまざまな意見が
閲覧しやすくなるとても便利な機能なんです。
また、#記号と、日本語文字を組み合わせる
日本語ハッシュタグというものもあります。
ツイート内で「#○○」と入れて投稿してみましょう。
すると、その記号付きのツイートが
検索画面の一覧で見ることができます。
同じグルメジャンルやエリア、
イベントなど、興味のあるものに出会えます。
そこでユーザー目線に立って運用してみましょう。
たとえば、あなたのお店が大阪・梅田にあったとします。
梅田でランチができるお店を探しているユーザーは
きっと#梅田 #梅田ランチ #梅田定食 #梅田カフェ
といったハッシュタグで検索するはずです。
そこであなたのお店の動画をみかけるとどうでしょうか?
例えば、「本日のランチ」を・・・。
きっと写真添付という基本スタイルと比べ、
断然目を惹くイメージになりますよね!
このように、狙っているターゲットが
検索すると予想されるキーワードを併せて
動画と一緒に投稿してみてはいかがでしょうか。
というわけで、Twitterに動画を投稿する際の
ポイントは「位置情報」と「ハッシュタグ」です。
ぜひ、覚えておいてくださいね!
4.Instagram編
皆様はInstagramをご存知でしょうか?
Instagramの特徴は「写真と動画」で発信するSNSです。
一度に投稿できるのは写真なら1枚、動画なら15秒なので、
視覚効果やインパクトを重視した
直感的なブランディングに有効なツール。
InstagramもTwitterのように
フォローした人の写真がタイムラインに表示され、
Facebookのように「いいね!」や
コメントができるようになっています。
今や世界でなんと、
3億人のアクティブユーザーを
獲得しているんですよ。
飲食店WEB販促では写真がとっても大切!
だからこそ、このようなSNSで魅力を発信すれば、
目に触れる拡散効果も期待できます。
さて、このInstagramにおける特徴も、
Twitterと同じく「ハッシュタグの文化」です。
どんどん浸透されていて、
いまでは全投稿の8割以上の写真、
動画にハッシュタグが含まれています。
この機能により、ファンやリピーターに限らず、
全く知らないユーザーもお店のアカウントに
訪れるきっかけになるので、ハッシュタグを使って
知名度をアップしましょう!
また、ハッシュタグは投稿内容に
直接関連のあるものだけでなく、
人気のあるキーワードを選びます。
ラーメン店であれば、#ラーメンだけでなく
「#ラーメン#らーめん#麺類#ラーメン部
#ラーメン大好き#ラーメン女子・・・・」という風に。
ほかにも地域名や店舗名、ラーメンの種類(醤油やとんこつ)など、
いろんなハッシュタグを付けて、どのあたりが人気か?
いいね!がつくのはどんな投稿か?を
見極めていくことができるので、
リサーチ効果もあります。(最大30個のハッシュタグが可能)
こちらも世界に発信しているので、
これを見て海外から観光で訪れる…
なんていうことも大いにありえますよ!
インバウンドを狙っていくのであれば、
英語のハッシュタグがより効果的かもしれませんね。
5.Youtube編
では最後に、SNSではありませんが、
動画販促を語る上では外せない
Youtubeについてもご紹介したいと思います。
“毎分60時間=毎秒1時間”分の動画が
アップロードされているYouTube。
1日の動画の再生回数は
なんと40億回を超えているそうです!
スマートフォンやタブレットなどの普及によって、
これからますます「動画」は身近なメディアとなり、
YouTubeはTVコンテンツを超える勢いになっています。
当然ですが、YouTube動画を作るためのマニュアルはありません。
ある飲食店が集客に成功したからといって、
別の飲食店でも上手くいくとは限りません。
しかし、成功している動画、中でもライバルにしている店舗、
同じターゲットにしている店舗を分析してみると、
いくつかの共通点が見えてきます。
○短く、簡潔に要点がまとめられていて、なおかつ長さは3分以内。
○最初の数秒でそれが何の動画か、何を提供する店舗なのかが分かる。
○CTA(=Call To Action 行動の呼びかけ)が冒頭シーンだけでなく、
途中、終了前にかけて、随所に含んでいる。
○映像のクオリティ、音質がよく、BGMも効果的に入れている。
などが挙げられます。
これを参考にまずはいろんな動画を探してみることをおススメします。
毎日アップされる動画の中で再生回数が
数百、数千あるいは数万というものはごくわずかです。
ここを目指すのではなく、まずきちんとした企画とコンセプト、
伝えたい特定のターゲットオーディエンス(視聴者)に届ける努力が大切です。
その重要なカギとなるのが、動画に対するオーディエンスの
関心、興味や反応を示す内容に対するクオリティです。
このクオリティはいろんな角度から評価することができます。
○次の動画に切り替える(クリックする)までに、動画全体の何%みてくれたか?
○動画を最後まで観る人、途中でやめた人。
○観たあとに評価した人(高い評価・低い評価をクリック)もしくは評価しない人の数。
○書き込まれたコメント数。
○動画のCTAに反応した人の割合。
もし、動画の制作に時間と高い予算をかけたとしても、
高い評価をしてくれるオーディエンスが
必ずしも約束されているわけではありません。
しっかりとどの角度から、どんなターゲットに、
どのようなCTAを含めるのか・・・を
もう一度見直してみましょう。
YouTube動画に含まれる要素には、
文字(タイトル)、グラフィック、アニメーション、
チャート、図、音楽、効果音やナレーションなどさまざまです。
そしてコミュニケーションツールとして、
個別、もしくは全体としてオーディエンスを利用できます。
一番大切にしたいのは
「まずメッセージを決め、そして動画で伝える最善方法を選ぶこと」です。
クローズアップされた人物が画面に向かって語りかける
「トーキングヘッド」(TV業界用語)という手法がありますが、
オーディエンスが10~15秒以上
動かない映像を観る状況はできるだけ避けましょう。
これをTVニュースやトークショーで観ると、
カメラアングルを変えたり、
タイトルやグラフィックなどが頻繁に現れ、
語り手から注意をそらす工夫をしています。
なぜなら、YouTubeも同じく「ビジュアル媒体」だからです。
YouTube動画ではプレゼンテーションやスピーチ、
いろんな商品などを紹介するビデオブログとして、
あるいは人をただ楽しませるという目的もありますよね。
せっかくですから、日常言葉で伝えていることを
オーディエンスに話しかけるのではなく、ビジュアルを使って、
「魅せる動画」で本当伝えたいメッセージを伝えてみませんか?
いかがでしょうか?
いかがでしたでしょうか?
飲食店動画販促とは切っても切れない
関係性があるSNS。
それぞれの媒体に合わせて、
最適だと思われる方法で動画を投稿することが
集客の近道になることは間違いありませんね!
この記事はお役に立てましたか?
この記事はWEBホスピタソンの「飲食店動画サポートチーム」のスタッフが書いています。
飲食店動画サポートチームでは、飲食店で動画を活用した集客方法、動画の製作方法、をわかりやすくアドバイスしています。
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