株式会社ホスピタソン株式会社ホスピタソン

COLUMNコラム

丸亀製麺の売上を伸ばすTwitter活用(2)

みなさんこんにちは。

昨年末に今の住まいに移り
間もなく4カ月ほどが経ちます

週に1度行く
喫茶店

みなさんもよくご存じ

コメダ珈琲店

です。

その中でも
ドリンクと共に注文すれば
無料で有名な

コメダの「モーニングサービス」

をよく利用します。

しかし、、、
私は、、、

A 定番ゆで玉子の
「ゆで玉子嫌い」

B 手作りたまごペーストの
「手作りたまごペースト嫌い」
という

玉子loverのみなさまから
人生損しているとよく言われる身なので

C 名古屋名物おぐらあん
一択。

をコーヒーと一緒に注文します。

 

何故、無料で提供できるのでしょうか、、、、


さて、本題です。

先日からの続き、
丸亀製麺
外食サービスの売上を伸ばすTwitter活用

を拝聴し

<キーワード>と<その説明>

そしてどこに

<透明資産>

があったのかお伝えして参ります。

(1) キーワード(再掲)

●ファンを増やす
●飽きられないように、継続
●情報に絶えず接触している状態を
●UGC・・・User Generated Content
●発話を促す設計
●巻き込む
●アーンドメディア
●ハッシュタグ設計
●ターゲティング
●ティーザー、ローンチ、サステイン
●各個人→多への発信
●ULSSAS
●スパイク型ではなく積層型
●インサイト分析

 

 

(2) キーワードより(上記より抜粋)

 

 

☆UGC・・・User Generated Content☆

簡単に言い換えると、
ユーザー発信のクチコミというところでしょうか。

何かに

“共感”し
“ファン”になることで
クチコミや投稿が
ユーザーから生まれます。

そしてこのUGCが重要な理由

●情報の信頼性が高い
 →情報の信頼性が高くない情報は
  そもそも見られない

●行動転換(態度変容)が起こりやすい
 →認知だけではなく
  その後のユーザー行動
  購買行動まで動かせる

●シェアされやすく多くの人に届く
 →企業などの宣伝に貢献しようと
  SNSをやっている人はいないので
  UGCはユーザーの共感を生み
  シェアされ、多くの人に届きやすい

 

☆発話を促す設計、巻き込む☆

 

<<新商品販売前の事前告知時>>

・ユーザー自ら発信したくなるような
 キャンペーンを実施

 →懸賞目的以外の
  アクティブなユーザーの
  キャンペーン参加を促す

 

<<承認欲求の刺激>>

・ツイートを行うことで
 企業公式からリプライが
 返ってくる設計

 →取り上げてもらいたい
  という承認欲求を満たす

 

<<ランダム性>>

・全員にリプライではない

 →ランダムでリプライが届く設計
  一過性ではなく
  繰り返しの参加を促す

 

<<インセンティブの付与>>

・来店につながるクーポンをプレゼント

 →キャンペーンを実施し
  投稿を促す

 

(3)透明資産はどこに

私たちは
「よく見る」「よく聞く」
ものを無意識に安全なものとして
脳が認識し、それを

食べたい、買いたい

という習性があります

今回の事例では、
ユーザーの発信が
さらなる発信を生み出し

「何それ?!」
「なんか最近よく
 このハッシュタグ見るな!」

というよな
投稿が拡散されることで
ユーザー間で共感が生まれます

共感

こそが

透明資産

その透明資産が生まれることで

丸亀製麵に
「行きたい!」
「食べたい!」
とお店に人が集まるようになります

一見小手先だけの
手段に見えるかもしれません

しかし

人の本質にしっかり根ざした

透明資産を生み出す施策です


 

コメダ珈琲店が何故
無料でモーニングサービスを
提供できるのか

“モーニングサービスは
高い利益率確保が可能になるから”

ドリンクメニューとセットが条件
そして価格が低い定番の
「ブレンドコーヒー」
で420円です。
これは競合と比べて
決して安いとは言えません

またコーヒーとパンは
自社グループの工場から店舗に直送することで
流通コストを抑制しています。

つまり
無料のモーニングサービスで
顧客の興味を引き
利益率の高いドリンクメニューで
稼ぐ戦略が設計されています

、、、なるほどなー
と思いながら
次回モーニングサービスをいただくと
いつもより少し濃厚な時間を
過ごすことが出来るかもしれませんね

-山田貴史

 

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