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意外と簡単なことだったんだ!飲食店動画で著作権に引っかからないためには

concept of love and family. hands of mother and baby closeup
近年、動画を使っての集客・販促は
最早当たり前になってきたということで、
当ブログでも飲食店オーナー様に動画制作をおすすめしているのですが、
動画制作において気をつけないといけないポイントが
そう、「著作権」!

皆様、一度は耳にしたことがあるかと思います。

ですが、具体的に何をすれば著作権侵害になってしまうのか、
そもそも著作権とは何かをご存知の飲食店様は
すくないかと思います。

ということで本日は、
飲食店動画制作の際に気をつけるべきポイント、
著作権についてお話しようと思います!

この記事を読み終わる頃には
著作権についての理解が
随分深くなっているはずですよ!

ぜひ、読んでみてくださいね!

目次

1. 著作権とは?

2. 何をしたら「著作権侵害」なのか

3. 著作物を扱う際の注意点

4. 飲食店動画で気をつけるべき点

1.著作権とは?

著作権は、著作権法において
「思想または感情を創作的に表現したものの内、
文学・学術・美術・音楽の範囲に属する」
著作物に対して発生する知的財産権…

というと難しくてもう読む気をなくしてしまいますよね!

もっとわかりやすくいうと、

著作権とは著作物に発生する権利で、
著作物を製作した者を著作者と言い、
著作権を行使する権利が与えられます。

著作物とは、「思想または感情を創作的に表現したもの」
つまり、自分の考えや気持ちを
作品として表現したもののことです。

私たちは普段、本や雑誌で小説を読んだり、
音楽を聴いたり、映画や美術を鑑賞したり、
ドラマやアニメ、漫画を楽しんだりもしますよね。

そういった小説、音楽、映画、漫画などは、
すべてその作者の考えや気持ちが反映されています。
それらを著作物と呼ぶのです。

この著作権制度は、
著作者(作り手)の努力に報いることで、
文化が発展することを目的としている制度です。

著作権は、著作物が世の中に
形として生み出された瞬間から発生します。
特許などと異なり、登録などの手続きはありません。
公表された時点で、著作者に帰属するようになっています。

また、著作権には有効期限があり、日本では原則として、
その作品を作った人(著作者)が亡くなってから
50年と決められています。

ただ例外として、複数の人が関わって作られる著作物や、
著作者を特定できない場合には、「公表後」50年とされています。
映画の著作物は公表後70年です。

では、具体的にどのような作品たちに
著作権が発生するのでしょうか?

・小説、論文、脚本など文章に関するもの
・写真、グラビアなど写真に関するもの
・楽曲や歌詞など音楽に関するもの
・劇場用、テレビ映画・ビデオソフトなど映画に関するもの
・ダンス、バレエなど舞踊、無言劇に関するもの
・絵画、漫画、舞台装置など美術に関するもの
・芸術的な建造物など、建築に関するもの
・図表、模型など地図、図形に関するもの

などがあたります。
では、次の項目から、
何をしたら著作権侵害にあたるのか、
飲食店動画作成の際に気をつけるべきポイントは
なんなのかについてご説明したいと思います。
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2.何をしたら「著作権侵害」なのか

様々な種類の作品に対して著作権が発生する
ということをお分かりいただけたところで、
何をしてしまったら、この書作権を侵害してしまうのかを
ご説明したいと思います。

簡単にいうと、著作権者(作者)の許可を得ずに
著作物を無断で利用した場合、著作権侵害となります。

罰則の対象になったり、
損害を賠償したりしなければなりません。

ちなみにこの罰則は、「懲役10年以下」または
「1,000万円以下の罰金」というものですが、
侵害をした側が個人ではなく会社などの法人の場合、
なんと「3億円以下」となります。

というふうに、著作権違反に対する
処罰は皆様の想像以上に重いです。

では、なぜそこまで重い罰則をもってして、
取り締まる必要があるのでしょうか?

簡潔に言うと、「作り手の生活を守るため」です。
この著作権があるからこそ、
アーティストは音楽を作ることができますし、
小説家は小説を書くことができます。

もし著作権がなければ、
誰かがその人の音楽や小説、漫画や映画を
勝手にコピーし安価で転売することが可能になってしまいます。

そうすればどうでしょうか。
人々はきっと、作者からではなく、
転売者から安価で購入する方を選ぶのではないでしょうか。

そうすると、作り手の生活が担保されません。
ひいては、「そのような職業であれば…」と
作り手を目指す人が減り、国の文化が発展しなくなります。

そのような大きな規模での視野から見ても、
著作権はとても重要な権利と言えるのです。

それでは、作品によって生計を立てている
プロでなければ著作権は発展しないのでしょうか?

答えはNOです。

たとえ、小学生の読書感想文であっても、
あなたが何気なく描いた落書きであっても、
それらがこの世に形となって誕生した瞬間に著作権は発生します。

プロでも素人でも、作品が有料でも無料でも、
人の作品を尊重してこそ文化は発展するものです。
自分が苦労して作った作品を
他人に真似されてしまうと
創作意欲がなくなってしまいますものね。

とういうわけで、著作権については、
慎重になってもなりすぎることはありません。
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3.著作物を扱う際の注意点

では、著作権について慎重になったところで、
実践に移る場合のステップをお伝えしたいと思います。

他人の著作物を使用したい場合には、
以下のような手順で許可を取る必要があります。

①日本で保護されているか調べる

②保護期間内のものか調べる

③例外的に「無断で使える場合」か調べる

④著作権者を調べて許可をもらう

ひとつずつ詳しくご説明したいと思います。

①日本で保護されているか調べる
使いたいなと思った作品が以下の3種類に当てはまれば、
日本で保護されている著作物ということになります。

・日本国民の著作物
・日本国内で最初に発行された著作物
・条約によって日本が保護する義務を持つ著作物

調べてみて、このどれにも当てはまらない場合は、
日本では許可をとらずに使用可能。 

もしこのどれかに当てはまった場合、
次の②に進んでください。

②保護期間内のものか調べる
先程もお伝えしたとおり、
著作権は、永久に保護されるものではありません。
一定の期間が過ぎれば権利は消滅し、
社会全体が共有する文化的財産として、
誰でも許可を取らずに利用することができます。

著作権が消滅していれば、
許可をとらずに利用することができますが、
著作権適用期間内であれば、③に進みましょう。

③例外的に「無断で使える場合」か調べる
仮に著作物の著作権が保護期間内であっても、
特別な条件を満たせば、許可なく利用できる場合があります。

その条件が適用されるのであればそのまま使用し、
適用できない場合は、④に進んでください。

④著作権者を調べて許可をもらう
では、著作権者から許可を取る必要がある場合、
まずすべきことは、著作権者が誰なのかを調べてること。

著作権者を探す方法はいくつかあります。
特に、本やCDの場合であれば
出版社や発行元に問い合わせると簡単に調べることが可能です。

ただ、著作者が著作権を他人に譲渡している場合もありますので、
その場合には注意が必要です。
あくまでも、現在著作権を持っている人の
許可が必要となりますので、気をつけましょう。

著作権者がわかったところで、利用の許可をもらう際には
できるだけ詳しく、著作物の利用方法や目的を伝えることが大切です。

なるべくこの手順に従って、
著作物利用の許可をとりましょう。

仕組みを理解いただけた上で、
次は具体的に飲食店の場合
どのようなことに注意しなければならないのか、
お伝えしたいと思います。
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4.飲食店動画で気をつけるべき点

飲食店動画ですから、撮影の対象はきっと
ご自身のお店やスタッフ、調理風景や料理かと思いますので
動画素材自体の著作権は大丈夫だと思います。

気をつけて頂きたいのがBGM。

もちろん、誰かの楽曲を許可なく使用してはいけません。
使用する際には、先ほど述べた手順に沿って
著作権者に許可をとる必要があります。

・許可がとれなかった
・著作者がわからない
・めんどくさい!
でも何かBGMを付けたい場合は、
「クリエイティブ・コモンズ(CC)」で
ネット配信されている楽曲を使うのが無難。

クリエイティブ・コモンズ(CC)とは、
著作物の適正な再利用の促進を目的として、
著作者がみずからの著作物の再利用を許可するという
意思表示を手軽に行えるようにするための
様々なレベルのライセンスを策定し普及を図る国際的プロジェクト。

ライセンスは大きく以下の4種類。

・表示(Attribution)
~ライセンス下の著作物を利用する際に
原著作者の名前を表記すれば使用OK。

・非営利(Noncommercial)
~ライセンス下の著作物を非商用目的にのみ
利用するのであれば使用OK。

・改変禁止(No Derivative Works)
~ライセンス下の著作物を改変・翻案なく
利用するのであれば使用OK。

・継承(Share Alike)
~ライセンス下の著作物を利用して創作を行った場合、
新しい創作物に対しても同じライセンスを
適用するという条件であれば使用OK。

このように、それぞれの著作物には
著作権者がライセンスを決め、
それらを遵守することが義務付けられています。
ルールを守りさえすれば使用OK。

「CC」の楽曲は、権利者自らが許諾や
費用の支払い無しで利用を認めているケースが大半です。

基本的に無名な曲になりますが、
プロ顔負けの素晴らしい曲も沢山ありますので、
BGMをお探しの際は、ぜひ利用してみてくださいね。

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いかがでしたでしょうか?

最近はインターネットが発達したこともあり、
簡単に他人の作品を閲覧・使用までできる状況になっています。
ご自身が知らないうちに、誰かの著作権を侵害してしまわないよう、
またあなたのお店動画や写真を無断で使用されないよう、
著作権についての知識や意識を深めておく必要があります。

上手に動画を販促に生かすために、
興味のある方がぜひ勉強してみてくださいね。

トラブルなく、気持ちよく、
動画を飲食店経営に活用していきましょう!

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スタッフ

この記事はWEBホスピタソンの「飲食店動画サポートチーム」のスタッフが書いています。
飲食店動画サポートチームでは、飲食店で動画を活用した集客方法、動画の製作方法、をわかりやすくアドバイスしています。
飲食店集客や飲食店動画の活用でお悩みの方は、お気軽にご相談ください。

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