株式会社ホスピタソン

COLUMNコラム

「ビジネスとは人」という真理を痛感。 だから飲食店の火を消してはいけない

2020年は残念ながら「コロナに明け、コロナに暮れる」1年となりそうです。

世界的なパンデミックを引き起こした新型コロナウィルス。12月に入ってからの急速な感染再拡大によって、日本でも全国で深刻な事態が起こっています。

とくに影響が甚大なのが外食ビジネスであり、年末の書き入れ時に休業や営業時間短縮を余儀なくされた飲食店は再び経営危機に追い込まれました。

私が残念に思うのは、「飲食店は危ない」というイメージが先行して、しっかりと感染対策をして安全な外食の場を提供している店までが一律に影響を受けていることです。

飲食店の本来の役割である「食の楽しさの提供」ができなくなっている現状は、ビジネスをする側はもちろん消費者にとっても不幸なことだと思います。

私は今年、本業のコンサルティングに加えて飲食店の経営に乗り出しました。急成長のラーメンチェーン「まこと屋」のフランチャイズに加盟し、9月にオープンした「ラーメンまこと屋 彦根ベルロード店」は、おかげさまで目標を上回る売上げをあげ続けています。

まこと屋の笠井政志社長をはじめ本部スタッフの皆様、支えていただいたすべての方々にあらためて厚く御礼申し上げます。

私がまこと屋をオープンした最大の目的は「飲食店の火を消さない」ことです。

もともと今年は新しい事業を立ち上げる考えでいましたが、春から本格化したコロナ禍で飲食店が次々と厳しい状況に追い込まれている状況を見て、その思いは強くなっていきました。

周囲には「こんな時期に飲食店をはじめるなんて」という声もありましたが、逆にこんな時期だからこそはじめる必要があったのです。

そしてこのチャレンジは、私にあらためて「透明資産」の大切さを教えてくれました。

その透明資産の中でもっとも重要だと感じたのは「人」です。店長をはじめとする現場スタッフがいなければ店はできません。

スタッフに恵まれたことが私にとって今年最大の収穫であり、そのことは大きな「幸福感」をもたらしてくれました。

その幸福感は、営業を続けるなかで日増しに高まっています。業績が好調だからというだけではありません。

スタッフの成長を日々実感できるのがその理由です。立ち上げ時に集まってくれたスタッフはみな優秀で、久しぶりの現場で四苦八苦する私はずいぶん助けられましたが、その後もスタッフの能力はどんどん向上しています。

まさに目を見張るほどで、若い高校生のアルバイトの中にも「こんな素晴らしいサービスができるのか」という子がいます。

ビジネスとは、人がすべて。この真理を証明し続けていくためにも、飲食店の火を消してはいけない。痛切にそう感じます。

 

ー勝田耕司

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