「結果」より大切なこと。
おはようございます。
ホスピタソン勝田耕司です。
あと、1ヶ月過ぎると、桜の開花ニュースが届きはじめます。
年に1度しか咲かない桜は、それまでの約11ヶ月間、何をしているのでしょうか・・・
朝起きて、ふと、そんなことを考えた今日は、2017年スタートしてから45日目。
昨日で、44日間、時間にすると1,056時間、分にすると63,360分、秒にすると3,801,60秒が過ぎました。
あなたは、この44日間に自己採点をつけると、何点でしょうか?そして、毎日やるべきことを数値化して達成度を計り、理由を明確にしていますか。
例えば、
毎日の仕込みは1時間以内にやると決めているお店とそうでないお店では経営効率に影響します。もし、1時間を超えるのであれば、なぜか?と理由を上長に報告させる。
例えば、
今日の目標は、売上15万円、来客数50名と掲げました。結果、達成したかしなかったか、その理由は何かについて、上長に報告させる。
この報告の目的は、出来ない事、達成しないことを責めることではなく、「最良の結果は最良のプロセスにある」ということに気付かせることなんです。
今日、仕込みが1時間で出来なかったのは、昨晩営業終了後の段取りが悪かったからかもしれません。
今日の売上や来客数は、今日一生懸命やっても達成しないことに気付いて欲しいのです。昨日までに何をしたか?が今日の売上や来客数につながるのです。
今日の笑顔の接客、美味しい料理、店内外の清掃は、明日の売上・来客数につながることに気付いて欲しいんです。
飲食店では、毎日、毎日、今日の売上や客数という「結果」だけを追いかけるお店もありますが、これではスタッフもしんどいし、お客様も喜びません。
でも、この「結果」に対する、「プロセス」をマネジメントしていくとモチベーションもあがります。
プロセスをマネジメントするとは・・・
例えば、こんなことです。
コップの烏龍茶を飲む。という結果に対して、
そのプロセスは、
・左手で、烏龍茶のペットボトルをにぎる
・右手の人差し指と親指の第2関節でキャップを握る
・左手で強くボトルをつかみながら、右手の指で時計と逆まわりにキャップをまわす。
・キャップが空いたら、机におく
・右手で、コップをもつ
・左手のボトルをもちあげて、コップに注ぎ、一杯になったらテーブルにおく
・右手で、烏龍茶の入ったコップを口にもっていく
・コップが唇にあたったら、コップの底を上にあげる
・
・
・
と、こんな感じです。
これは、マニュアル管理ではなく、行動のプロセスをマネジメントするといいます。このプロセスを1つ1つやれば、一定の結果が出る。という内容です。
あなたのお店で、毎日15万円の売上をあげるために、やるべきプロセスは明確になっていますか?
もちろん、予期せぬトラブルはありますよね、自然界でも天候不順、気温が不安定、予期せぬ事は、あります、あります、あります・・・・
それでも、ある一定のプロセス・マネジメント表があるのとないのとでは、結果がかわってくることが想像できます。
桜の花も、11ヶ月間、目一杯の栄養をとっているから、最高の花を咲かせて、多くの人達を感動させていますよね。
さあ、「最良の成果」を手に入れるために、「最良のプロセス」について、もう1度見直してみませんか。
ー勝田耕司