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COLUMNコラム

「おっ、ええやんコレ!」

みなさん、はじめまして。

関西を中心にテレビの報道情報番組や情報バラエティ番組で構成やブレーン、プロデューサーをしております杉本貴輝ですとご挨拶しますがペンネームです。
これから様々なメディアに関する情報を発信していく前に、「なぜ、仮名なのか?」を〝言い訳〟しておきます。
別に怪しい人間でも、実はテレビをやっていない人間でもありません。仮名にした理由はただひとつ。
発信していく中身をお茶で濁したり、まわりくどい言い方にせず、率直に生々しく真実を発信していきたいからです。
誰もが知っているテレビ番組の現役スタッフとして、毎週9つの番組企画会議に出て、毎日朝昼晩の情報番組を担当し、日々提出し続ける企画案を考えるために世の中のあらゆる情報ソースにアクセスし、年に数回の休みの日もニュースを探しに街に出かけ、国を出ます。
テレビやラジオの番組が、いったいどういう生理や理屈、流れで企画が決まって放送され、世の中で話題となっていくのか。
その裏側をリアルタイムに発信していくためです。
今、世の中は空前の「ニュースブーム」です。なんでもとにかくニュースです。一日中、SNSだけをいじっている子たちもLINEニュースやツイッターニュースは一応見ます。
それを証拠に、限られたアプリ画面の下にニュースのボタンがわざわざ配置されていますよね。
常にPDCAを繰り返し、秒単位でサービスを研ぎ澄ませていくSNSサービスにおいて、貴重な画面の一部を占拠するボタンにニュースが選ばれるということは、それだけの需要があるということです。
気づけばテレビも朝から晩までずっと生放送の報道情報番組ばかりですよね?なぜか。そうしないと視聴率が取れない=つまり多くの人たちのニーズに応えられないからなんです。
たとえ、そのニュースが嘘であってもフェイクニュースですら世界で取り上げられるように、とにかく世の中ニュースなんです。
バラエティ番組も例外ではありません。どこかに学びや発見、へぇ~なニュース性がないと企画は通りません。
片手にスマホひとつで、あらゆるニュースや情報に誰もがアクセスできるようになり、人々は常により新鮮な情報、よりうまみのある情報を求めるようになりました。
わかりやすく言うと、今までになかった情報、新しい発見がある情報です。そんな情報がニュースの種になるわけです。
巷には、私と同じような現役、元職問わずテレビマンが書く〝テレビに取り上げられてやすくする方法〟といった情報発信のノウハウ本やセミナーはたくさんあります。
ただ、そこで情報発信の仕方は学べても、何を、どう発信するかは時々によって変わりますし、商売やイベント、取り組みといった案件の数だけ違います。
また日本には四季があり、記念日や国民恒例イベントもたくさんあります。流行り、すたりも瞬時に共有されます。
情報は生き物であり、テレビも毎日違う情報、新しい情報を、その都度切り口や伝え方、括り方を変えて発信しています。
メディア側から「取材させてください」と言わせるために、いつ/何を/どういう切り口で/どういう括り方で情報発信するか。
そのヒントを機を逃さず発信していきたいと思います。
最後に、なぜ私がここまでテレビでの情報発信にこだわり、皆さまのお手伝いをしたいのかを記します。
廃れた、廃れたと言われて久しいテレビですが、それでもまだ一番たくさんの人が一度に目にするメディアであることは客観的事実だからです。
たまにwebのライブ配信などで、何十万、何百万行った!と話題になりますが、テレビの視聴率に換算すると1%に満たないことがほとんどです。
1,000万人視聴!といっても、10%くらいです。でも、それが毎日続くコンテンツは、まだテレビ以外にはないはずです。
毎日、何千万人を相手に、どうすればより一人でも多く見てもらえるかを考え続けているのが現役テレビマンです。
マスメディアは文字通り、マスが相手。マス受け、つまりは世間の大多数の人に何がウケて、いま何がささるのかを考え続けています。
毎日、毎日、放送当日まで「ネタがない」と誰もがボヤき続けるテレビの現場に、
「おっ、ええやんコレ!」
とすっと言わせる企画をともに考え、発信していきましょう。
ーホスピタソン メディアプロデューサー 杉本貴輝
 

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