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COLUMNコラム

YouTube動画初心者のためのコツ~その2

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前回の「動画は撮影テクニックより“心構え”」を
ご紹介しましたが、いかがでしたか?

動画づくりへの苦手意識もまだまだおありの
オーナー様も多いかと思いますが、
今回は心構えから「動画で伝える」ポイントをご紹介します。

目次

1. 魅せる動画は「伝えて、伝わる」こと

2. 動画は伝えるための「ツール」

3. 導線へのカギは「タグ」

1.魅せる動画は「伝えて、伝わる」こと

どうしても「動画をつくる」ことに徹してしまいがちですが、
動画を通していかに伝えるかということが一番大切なポイントです。そのためには、「誰に伝えるのか」「着地点(目的)をどこに
するのか」をしっかりと見極めることです。

当然ですが、飲食店を訪れるときは、メニューをみてその商品を
オーダーします。もちろんその時はそれがどんな味なのか、
量なのか、食感なのか・・・など
お客様もわからないことが多くあります。

「このメニューは結構ボリュームある(だろう)」などの
「食べるとこうなる(だろう)」という
結果予測をもとに選んでいます。

このように必要なのが「選ぶための情報」です。
つまり、売り手の飲食店側は、買い手のお客様が
適切に選べるように情報を提供して、「どんな味なのか」など
想像できるようにしてあげないといけません。

これと同じことを動画で伝えるということです。
なので、お店の良さや味など、視聴者がその判断ができるように
情報をつめこんでいくことが必要なんです。

料理の味、ボリューム、価格、食感からお店やスタッフの様子など
視聴者が決め手になるであろう要素を盛り込むことが
サービスを提供し、売るための「伝える動画」になります。

動画をつくるときは、自分が来店するお客様の立場に立って、
どんな情報が必要かをリサーチして、その情報をしっかりと
動画に組み込んでいくことが、さらに「伝わる動画」へと
なっていくのです。
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2.動画は伝えるための「ツール」

意図的に伝えるための仕掛けづくりをすることで
動画はツールとしての効果を発揮します。

その中でも「人間の習性」をうまく利用して、
確実に視聴者に伝わる動画をつくりましょう。

まず、伝わる動画は偶然にはつくれません。
その確率にかける事よりも現実的に意図してつくる動画の
方がより効果的です。

そんなポイントをご紹介したいと思います。

まず、視聴者に「してほしいことをハッキリと動画に
盛り込んでいく」ということです。

人は「行動指示」という習慣があります。
集団行動に慣れ親しんできているので「右向け右」という
指示があれば自然と従うというものです。
「あ、右向くんだな」という心理を働かすということですね。

飲食店でつくる動画の目的は伝えるだけでなく、そこから
「来店する」などの行動に結び付けることが目的です。
例えば、自社・自店サイトへ誘導するならば、
新メニューを紹介する動画の最後に
「詳しくはWebサイトへ!」となります。

また、店主がお客様に来店してもらいたいと考えるなら、
YouTube動画の中で店主が出演して、
「期間限定メニュー3日間限り!お店へ急げ!!」
という動画を投稿して、
はっきりと動画に組み込んだ方が、より効果的です。

このように「行動指示」を取り入れる時に重要なことは
「着地点=ゴールを明確にしておく」ということです。

ここが明確になっていないと間違った方向へ誘導してしまいます。
一つの動画を複数人でつくったり、外注にオーダーしたり
というように「チームでつくる」時は要注意です。

ここでは「着地点=ゴールの共有化」をするための
ミーティングを必ず行いましょう。

ここがしっかりと固まれば、あとは全員でゴール目指して、
伝わる動画をつくるだけです。
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3.「撮る」ことではなく「伝える」ことが目的

YouTube動画には「タグ」という機能があります。
これは動画に「タグ」というキーワードを登録することが
できるというものです。
タイトルや説明と違って視聴者には表示されません。

YouTube内で「関連動画」と関連付けられるための
キーワードやWeb上の検索キーワードになりますので、
必ず「検索」という行動を意識して設定しましょう。

YouTube動画を閲覧すると、右側に同じような内容の
動画一覧が表示されます。これを「関連動画」といいます。

つまり、今閲覧している動画に近い内容の動画をオススメ
していますよ、という表示なんです。

これに関しては、YouTubeもまだ内容を確認して関連性のある
動画を探し出す・・・という機能はまだありません。

そのため、アップロードした人が登録したタグを情報源にして、
関連動画を探しています。

抽出方法は、YouTubeのアルゴリズム(=算出方法)によるので
どのように抽出されているかはわかりませんが、
このタグが同じジャンルと判断するためのキーになって
いるようです。

このように「タグ」によって他の動画を見ている視聴者に
関連動画として紹介されている・・・という仕組みになって
いるのです。

しかし、タグはYouTube動画において必須項目ではありません。
そのため、タグ付けをまったくせずに登録されている
動画は山のようにあります。

もちろん、検索した場合はタイトル名や説明文から検出され
ますが、ヒットする確率は弱まります。

ここはしっかりとタグの機能を活かして、より多くの視聴者に
動画をリーチしてもらうための拡散効果をしっかりと
狙いましょう。

このように、よりたくさんのキーワードを意識した
動画作りの重要なポイントとして「タグ付け」を
有効利用しましょう。
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いかがでしたか?
魅せる動画づくりとは、情報を伝えるだけでなく、
どの着地点を想定しているのかをしっかりと
見極めることがとても大切です。

そして、自社サイトへの誘導、新規顧客の獲得、
リピーターへの再来店など、それぞれの目的に応じた
行動指示を取り入れた「伝わる動画」づくりに
ぜひチャレンジしてください!

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スタッフ

この記事はWEBホスピタソンの「飲食店動画サポートチーム」のスタッフが書いています。
飲食店動画サポートチームでは、飲食店で動画を活用した集客方法、動画の製作方法、をわかりやすくアドバイスしています。
飲食店集客や飲食店動画の活用でお悩みの方は、お気軽にご相談ください。

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