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COLUMNコラム

「しんどいときは、私を見て!」

おはようございます。
ホスピタソン勝田耕司です。

「人財育成で大切な事は何ですか?」

先週、上京した際に、指導の分野では著名な方にお会いしてきました。
※非公式な場でしたので、名前を出すことは控えさせていただきます。

部下を動かすために、チームを動かすために、会社の求める高い基準で業務を進めてもらうために、リーダーはどうしたらいいか、という質問をしたところ、極めて単純であり、説得のある回答が返ってきました。

「あなた自身が、キチンとした人生を送ること。」

親が喫煙者であれば、高い確率で子供もタバコを吸うでしょう。親が読書家であれば、子供達も本をよく読むようになります。同じように、メンバーはリーダーを「模範」にして、成長するのです。

そして、人は迷ったり、悩んだり、壁にぶつかったリする生き物。そのときに、どうやって乗り越えて、前に進むか。スポーツチーム内のキャプテン(リーダー)と選手という間では、揺るがない信頼関係があるチームが強いといいます。

元女子サッカー日本代表の澤キャプテンが、ワールドカップで優勝した決勝戦で、「しんどいときは、私を見て!」と選手を鼓舞した話しがありますが、組織内・チーム内のリーダーは、どんなときでも選手・メンバーの「模範」となっている必要がある。

スポーツチームでいえば、合宿や遠征で24時間何日も一緒に過ごすと、その選手一人一人の生活や性格が全て見える。その上で、どんなときも選手に「模範」となる選手がリーダーであり、キャプテンとして指名されるのです。

会社では、24時間一緒に生活する場、つまり私生活含めてその人物の人となりを見ることは中々できませんが、リーダーやマネジャーを指名する際は、メンバーの「模範」となる人物かどうかを、仕事中はもちろん私生活も見ることが大切なのです。

最後に、リーダーを見極める基準は?と聞いてみると、

「“自分の家族を、そのリーダーの元で働かせたいか?”というモノサシで判断するといいだろう。」と。

さて、あなたは、メンバーの「模範」となってますか?

ー勝田耕司

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