前回は商品やサービスを紹介する前に知っておきたい
飲食店LINEでの伝え方やポイントをご紹介しました。
今回もひきつづき、いろんな角度から「紹介する」
ポイントをお伝えしていきます。
1.さまざまなこだわりから「特別感」を
飲食店でのこだわりはさまざまです。
食材へのこだわりはもちろん、選び方や産地、生産者、
さらには調理方法からキッチンへのこだわりも
あるでしょう。
食材にこだわる飲食店ならまさにお客様への
アピールポイントとなります。
さらに食材の持つ栄養や調理の豆知識などを盛りこんだり、
寿司店なら産地直送の鮮魚、焼肉店なら希少部位の入荷情報を
伝えたり、お客様を引き付ける要因もたくさんあります。
また、「限定」をテーマに投稿することで、素材そのものを
アピールすることができます。
旬の時期にその素材を使ったメニューを載せる・・・
だけでは効果はあまり見込めません。
その素材の産地、生産者、数量限定などの情報と付加価値を
付けて、ビジュアルにこだわったきれいな写真とともに
投稿すれば、それだけで美味しさが伝わり、
その「特別感」から来店につながる効果も期待できます。
そして、限定と同じく「裏メニュー」というフレーズも
大変効果的です。
実際はメニューにないもの、例えば「スタッフの賄食から
生まれました!」「実はLINE@だけの公開メニュー」など、
このメッセージを見ないと食べられないメニューを用意
してみるのもいいでしょう。
「LINE@限定メニュー!限定○名様のみ!!」というように
店舗ごとの企画やサービスとして取り入れて、
「特別感」を活かしてみましょう。
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2.地域性を活かして「現場の声」を
ソーシャルメディアの特長のひとつがリアリティのある
情報や状況を発信できることです。
花見や紅葉、交通機関や観光地の情報から、地元で人気の
動物園の赤ちゃんや施設でのイベント情報などなど、
今そこにいなければわからない情報をLINE@で
発信してみましょう。
こういった情報は「いいね」やコメントなど反応もいいので、
友だちを増やす効果もあるので、集客につながりやすいです。
また、季節やイベントの様子を投稿するのもおススメです。
春なら桜の名所や開花状況を写真にアップします。
店舗からの発信だけでなく、お客様からも「桜の写真」を
応募して毎日タイムラインで投稿する・・・など、
同じ興味から交流の場を提供することで、
共感を集めることができます。
テーマを作り、お客様との交流を深めることで既存のお客様
だけでなく、新規のお客様へのアピールにも楽しい様子が
伝わることで来店効果にもつながります。
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3.伝えるのは「人」だけではありません
最近では、観光地や名産などをモチーフにした
ご当地キャラクターというものが定着しています。
これは安心感と親和感が持てるということが
一番の要因かもしれません。
もちろん飲食店LINEとキャラクターとの相性もいいので
ぜひ使ってみてはいかがでしょうか?
店舗オリジナルのキャラクターがあれば、自社・自店サイト
だけでなく、飲食店LINEでも使ってみましょう。
キャラクターで商品やサービスを紹介したり、投稿記事を
作成したりすると、運営側もいつもと違うリラックスモードで
お客様とのコミュニケーションタイムが楽しめたりします。
キャラクターからの発信の利点は、「親しみやすさ」です。
地域性を活かした方言で、メニューやサービスの店舗情報を
伝えたり、周辺の観光スポットや名所をレポートするのも
楽しいですし、宣伝や告知が多くなりがちな時は、
キャラクターを使うことで温かみのあるメッセージという
印象を与えることもできます。
ここで気を付けたいのが、「トーンやマナーの統一」です。
キャラクターは特に複数のスタッフで対応する際には
きちんと情報を共有しておきましょう。
また、通常のメッセージなど、お客様とのやりとりに対しても
社内ルールを設け、気持ちの良いコミュニケーションを図りましょう。
複数のスタッフで対応する際は、メッセージごとに
「担当の○○です」と名乗るなど、
個性を活かすことも方法の一つです。
来店時に「あの○○さん」と声をかけてもらえるような
投稿をめざしましょう。
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4.いつも困っていることから提案をする
商品やサービスを伝える方法は、ストレートにそのものを
紹介するだけでなく、「自分の体験談」を元に紹介に
つなげることも効果的です。
例えば、「歓送迎会のご予約はお早めに」と告知します。
それにすぐ反応する人もいれば、メッセージを見ても
今は関係ないなと反応しない人もいます。
せっかくの告知ですから、スムーズに来店してもらい、
楽しんでもらいですよね。
そこで、先送りする人に向けて
「予約しておかないとあとで困ってしまう」
ことを伝えてみてはどうでしょうか?
そこで促すために「自分の体験談」を元に伝えます。
「歓送迎会の季節は、直前に取りづらくて苦労した。」
「同じ目的の人が多いので、なかなかお店が見つからなくて
困った。」など過去にも同じような体験をした人に対して
呼びかける投稿で伝えます。
その結果「今年はきちんと予約しよう」という行動に
つなぐことになります。
一度、「予約下さいませ」と告知し、少し落ち着いてから
予約後の反応や状況を伝えながら再度告知するために
過去の体験談に触れ、予約へと導くのも一つです。
こうした困りごとは、業種によっても季節によっても
いろいろありますので、投稿するタイミングをきちんと
見極めてメッセージを送りましょう。
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商品やサービスを紹介する方法は、
視点を変えた分だけ見つかります。
お店をアピールする情報、そこでしか得ることのできない情報、
コミュニケーションからつながる情報などあります。
飲食店LINEの特長を活かして、紹介するだけでなく、
集客や売上アップにつなげましょう。
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この記事はWEBホスピタソンの「飲食店LINE@サポートチーム」のスタッフが書いています。
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