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COLUMNコラム

思わず手を止めてしまう!飲食店Instagramでお客様を惹きつける写真の撮り方

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こんにちは!

先日当コラムでは、初めてインスタグラムについてご紹介いたしましたが、お読みいただけましたでしょうか?
(まだという方はこちらから!)

弊社もInstagramの運用についてのご相談を続々と頂いております!

そこで一番頂くご相談が
「どんな写真を載せればいいの?」というもの。

というわけで今回は、飲食店がInstagramを活用する際に気を付けたいポイントや、参考になるアカウントなどをご紹介したいと思います!

既に活用しているという方はおさらいの意味を込めて、始めて間もない方やまだ始めていない方はよりInstagramについて理解を深めるために、ぜひ最後までお読みくださいませ!

目次

1. おさらい:Instagramとは?

2. どんな写真がうける?

3. うける写真を撮るコツとは?

4. Instagram運用における注意点

5. おすすめアカウントをご紹介!

6. 実は動画も投稿できる!

1.おさらい:Instagramとは?

Instagramとは、写真を撮影、加工、共有できるスマートフォン向けアプリ。
今や、「おしゃれな画像を探すにはInstagram(インスタグラム)!」と、誰もが口を揃えて言うように、感度が高い人や若い人たちの間で爆発的な人気を誇るSNSです。

日本でも右肩上がりでユーザー数が増えており、月間アクティブユーザー数は 1,200万人!
世界規模で見ると、5億人以上とも言われています。

これだけ沢山の人が日々利用しているInstagram、お店の販促に利用しない手はありませんよね!

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2.どんな写真がうける?

さて、そんなInstagramですが、TwitterやFacebookのようにフォローした人の写真がタイムラインに流れてきて、それらをスクロールしながら次々に閲覧する仕様となっています。

フォロー数が多ければ多いほど膨大な量の写真を閲覧することになるので、直感的な印象がユーザーの印象を左右します。
つまり、見ていてパッと目にとまり、思わず指を止めてしまうような写真でなければ、見逃されてしまうことも…
ユーザーの心を掴むような、とにかく質の高い写真・おしゃれな写真が成功の鍵なんです!

余談にはなりますが…
Instagramの世界には「インフルエンサー」と呼ばれる人気ユーザーが存在し、彼らの生活ぶりは他のユーザーたちに憧れられるだけでなく、購買活動にまで多大な影響を与えるとされています。
そんなインフルエンサーたちの人気の秘密はやはりクオリティの高いおしゃれな写真。

実は彼ら、Instagramに写真をアップする際には、何十枚・時には何百枚と撮影し、渾身の1枚を厳選してアップしているのだとか。
それほど、写真の質が重要視される世界なのです。

とは言っても心配は無用!
Instagramには写真をレトロな風合いにしたり、料理のまわりをぼかしたりできる加工機能が沢山備わっています。
それらをうまく活用すれば、誰でもおしゃれな写真を投稿できるんです。

魅力的な写真を投稿しているアカウントを探して、まずは写真のテイストを真似てみるだけでも、随分と見違えるはずですよ!

そして、もうInstagram運用で一つ大切なキーワードが「統一感」。
特に、飲食店のアカウントにおいては、注意しなければなりません。

投稿された料理写真たちの中に、ペットの写真や、訪れた旅行先の写真など、全く関連のない写真が入っていると見栄えがよくありませんよね。
飲食店であれば料理の写真や店内の写真で揃えましょう。
(たまにスタッフの写真などあってもいいかもしれませんが・・・)

また、写真の色味や雰囲気、トーンを合わせることも大切です。
お店の空気感を伝えるには、どんな色合い・雰囲気の写真にすればいいかも、考えてみてくださいね。

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3.うける写真を撮るコツとは?

では、ここからは実践編!
料理写真を上手く撮るコツをお伝えします。

単刀直入に言います。
料理写真は本当に難しいです!!!
そう、奥が深いんです…

ですが、これさえ気をつければ上手く撮れるというポイントが3つ!!

それは、
・逆光で撮る!!
・背景の「ノイズ」は除く!!
・暖かい色味に!!

ひとつずつご説明します。

・逆光で撮る!!
~順光とは、カメラを覗いたときに、手前(自分側)から奥へ光が射している状態をいい、逆光とは奥から手前へ光が射している状態です。
順光の写真はのっぺりした印象になり、逆光の写真は立体感が出て美味しそうに見えるんです。
なので、写真を撮る際には光に注目してみましょう。
また、光はできるだけ太陽の光-自然光がいいでしょう。

・背景の「ノイズ」は除く!!
~背景の「ノイズ」とは、余計なもの。
例えば、レストランで料理を撮る場合ですと、テーブルの上に乗っている伝票、使用済みのナフキン、灰皿など…
料理に注目してもらうためにも、余計なものはできるだけ写らないようにしましょう。
ただし、フォークやナイフ、グラスなどがアクセントになる場合もありますので、シチュエーションによって臨機応変に対応しましょう。

・暖かい色味に!!
~料理写真を簡単に美味しく見せるコツ、それは色味です。
美味しく見える暖色系、特にオレンジを使いましょう。
暖色は暖かさを連想させ、食欲を増進させる効果があります。

逆に青い色はNG。
食欲減退色と言われていますので要注意です。

また、モノクロやセピアも、美味しそうに見えない上に伝わる情報を制限してしまっているので避けましょう。

以上の3点に注意して撮るだけでも、随分美味しそうな写真が撮れるはず!
ぜひ、試してみて下さいね!

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4.Instagram運用における注意点

Instagramは文章ではなく写真を投稿するSNSです。
ユーザーは写真に添えられているコメントよりも、写真そのものに興味を持つということを常に念頭に置いておきましょう。

その上で、更に注意しておけばより良い活用ができるポイントをご紹介します!

(1)投稿する内容を決めておく
~これは先ほどの「統一感」と同じですね。
お店の世界観を、Instagramを通して構築していきましょう。
あなたが投稿した写真一覧を見るだけで、どんなお店かがわかるような「ギャラリー」にすることが大切です。

(2)更新頻度はなるべく高く
更新頻度が少ないと、ユーザーは離れていってしまいます。
特にInstagramの場合はユーザーが飽きっぽい・フォロー/ブロックが簡単に行えてしまうということもあり、最低でも1週間に2~3回の更新を目指しましょう。
また、Instagramは基本的に時系列に沿って、どんどん投稿が流れていくアプリなので、更新してもしすぎるということはありません。
営業前や、アイドルタイム、仕込み中の合間時間など、できる時に更新するようにしましょう。

(3)プロフィールやアイコンにこだわる
プロフィールを一目見ただけで、「どこの・どんな飲食店であるのか」がわかるようにしましょう。
ということで、お店の名前・地域・業態は必須です。
それに加え、何か一言があればよりよいでしょう。
アイコンはお店のロゴ、なければ外観がおすすめです。

(4)コメント、いいねはしっかりと返す
SNSのいいところは、お客様とコミュニケーションを取れるところです。
コメントをもらったら必ず返事をしましょう。
また、「ありがとうございます」などの一言だけでなく、何かもう一文添えることでお客様にも喜んでもらえるでしょう。
いいねはもちろんのこと、コメントを残してくれるお客様は、よっぽどあなたのお店が好きに違いありません。
そんなお客様一人ひとりを大切にして、感謝の気持ちをコメントとして伝えましょう。

(5)あなたの人柄を伝える
SNSの投稿は、大切なお知らせやお詫びなどでない限り、通常かしこまる必要はありません。
もちろん、無礼やマナー違反はいけませんが、プライベートで友人と話すときのようにフランクな投稿の方が、かえって親近感が湧いて好感を持ってもらえます。
「親しみやすいお店だなあ」と思ってもらえるように、あなたらしさをどんどん伝えていきましょう。

(6)運用体制を考える
忙しい飲食店様にとって、SNSの運用は意外と労力がかかるもの。
ひとりで担当していると、ネタ探しから投稿、コメントのやりとりまで、想像以上に大変なことがあり、長続きしないこともしばしば。
というわけで、お店にスタッフが複数名いる際には、担当をローテーション制にすることをおすすめします。
それぞれのスタッフの個性が出て、お客様にとっても楽しい投稿になるでしょう。
投稿の冒頭では、「スタッフの○○です!」などと名乗ることで、より親しみが生まれます。

ですが、この時に注意しなければならないのが、やはり統一感。
複数名で運用する際には、きちんとInstagram運用の趣旨と作りたい世界観を伝え、バラバラな投稿にならないように気をつけましょう。
慣れるまでは投稿前に店長やオーナーがチェックするのもいいかもしれません。

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5.おすすめアカウントをご紹介!

ではここで、上手にInstagramを活用していると感じるアカウントを3つ紹介したい思います。

■スターバックスコーヒー
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https://www.instagram.com/starbucks/
~言わずと知れたスターバックス!
おしゃれなブランドイメージにぴったり、質の高い写真がずらりと並ぶギャラリーはまさに圧巻です。
夏はビーチで、秋は落ち葉と、季節感を演出した撮影もとても素敵です。
ブランドイメージを構築するのと同時に、新商品の告知などといった販促も行えるのがInstagramのいいところですよね。

ちなみにこちらはスターバックスジャパンの公式アカウント。
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https://www.instagram.com/starbucks_j/
日本人に好まれるクリアなトーンの写真が目立ちます。
ドリンクを楽しむシチュエーションをイメージできるような写真が多いのも印象的。

■CHIPPRUSON(チップルソン)
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https://www.instagram.com/chiestylee/
~こちらは京都にある個人経営の小さなパン屋さんです。
まるで芸術作品のような美しいパンの写真が並んでいます。
写真もほとんどが真上のアングルから撮影したもので、統一感もばっちり。
大手企業ではなく、個人店でここまでのフォロワーを抱えるアカウントは本当にすごい!

■カフェみもざ
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https://www.instagram.com/cafe_mimosa/
~こちらは大阪にあるカフェ。
実は、弊社のすぐ近くにあり、筆者愛用のお店なんです(笑)
勝手に紹介してしまいました。
オーナーさん手作りの店内と焼き菓子が魅力で、その日のおすすめケーキの写真を投稿されることが多いです。
Instagramをチェックしてお店を訪れるお客は、私だけではないはず…

6.実は動画も投稿できる!

さて、ここまでInstagramで効果的な写真とその撮り方についてご説明しましたが、実はInstagramでは動画も投稿できるんです。

しかも、再生可能な動画の長さを現在の15秒から60秒に変更するという発表もありました。
この変更の背景には、直近6か月の間に Instagram 利用者の動画再生の割合が40%以上増加したという事実があります。

すぐに全ユーザーが60秒動画に対応するわけではありませんが、それほど動画需要が伸びているということなんです。
本当に、我々の生活に「動画」が浸透してきているのだなあと日々感じます。s

動画のよさはやはり、伝えられる情報量の多さ。
特に飲食店の場合は、おいしそうに調理されている場面や、音、立ち上る湯気なんかを撮影することで、写真では訴求できないことまでリアルに伝えることができます
Instagramやその他ソーシャルメディアでの動画の使い方については、また後日ご紹介させていただきますね!
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いかがでしたでしょうか?

Instagramを使った販促の目的は、売り込みではなくお店に「共感」してもらうこと。
そのためには、きちんと世界観を伝える必要があります。

タイムラインに大量の写真が流れるアプリなので、どうすればユーザーの目に止まるのかということを第一に考えることが大切ですね。

まずは気になるアカウントをフォローしてみて、どんな写真を投稿しているのかをチェックしてみましょう!

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スタッフ

この記事はWEBホスピタソンの「飲食店ハイブリッドウェブサポートチーム」のスタッフが書いています。
ハイブリッドウェブサポートチームでは、飲食店でウェブ・SNSを活用した集客方法をわかりやすくアドバイスしています。
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