『透明資産』経営のススメ飲食店LINEでプロモーションをしかける

チラシ、DM、メルマガ…
飲食店にとって有効とされてきた販促には様々なものがありますが、
現在最も効果的と言っても過言ではないのがLINE。
理由は、ユーザーに直接通知が届く
「プッシュ通知」にあります。
お店の集客のためにLINEを導入したいとお考えの飲食店オーナー様のために、
LINEでどのようなプロモーションが可能なのか、
今回は「コンテストの開催」や「イベントの告知」といった、
使い方の応用編を少しご紹介したいと思います。
1.そもそもプロモーションとは?
「プロモーション」と聞くとなんだか少し
難しいような堅苦しいような印象を受けますが、
一言で言うと「来店のきっかけづくり」を指します。プロモーションとは、お店とお客様のコミュニケーションの一部であり、
そのお店の商品やサービスに対する、興味・関心を高めて、
最終的に購買や利用に至らせるためのメッセージのことです。プロモーションから期待できる効果は主に①新規顧客の獲得
②自社商品やサービスの宣伝
③既存客に対するリピートのきっかけ
などがあります。つまりは販売促進のためのあらゆる活動、
と言い換えることもできますね。一般的にプロモーションの手段とされているものには
広告、販売促進のインセンティブや褒賞、
ホームページ、Eメール、販売員、PRなどがあります。
そこに現在注目されているLINEも入るというわけです。
また、プロモーションの役割は大きく
2つに分けることができます。
①商品の存在をできるだけ多くの人に知ってもらう
②既に商品の存在を知っている人々に、実際に購入に至ってもらう。
この2つが挙げられます。
まず、①の商品の存在を知ってもらうのには、
主に以下のような方法があります。
・ポスター
・チラシ
・ダイレクトメール
・新聞、雑誌などへの広告掲載
・CM
・商品サンプル配り
など…
これらは、とりあえず商品名や
サービス名を知ってもらうための手法、
という意味合いが強いといえるでしょう。
まず商品を知っている母数を増やすことが大切です。
次に、②の購入に至ってもらうためのきっかけづくりですが、
こちらは“既に商品を認知している人に対し、
最終的に購買してもらうための理由を与えること”の意味合いが強いです。
また、それだけでなく
“潜在的な購買意欲を高める”というのも
きっかけづくりの一種と言えます。
主に以下のような方法があります。
・クーポン
・割引などのサービス
・購入特典
・お試し企画(試着・試食・試乗)の実施
単に商品をアピールするだけではなく、
購入することによって、消費者にどのようなメリットが
与えられるかを、商品のスペックと併せて伝えることが理想です。
LINEはどちらかというと、②の特色が強いツールになります。
プロモーションというと、なんとなく大企業が行う
大規模な販促活動のように思われがちですが、
小規模の個人店でのアピールも立派なプロモーションです。
ビジネスの規模に関係なく、
徹底的なプロモーションの研究が
集客のカギになることを念頭に置いて、
積極的にLINEを使用していきましょう。

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2.お客様参加型のコンテストを開催しよう!
飲食店LINEで可能な「メッセージの送信」や
「クーポンの作成・配信」、「タイムライン投稿」といった
基本的なプロモーションはもう使いこなしている!という
オーナー様は次のステップ、
「コンテストの開催」はいかがでしょうか?
というのも、値引きやプレゼントのない
お知らせの意味合いが強いメッセージばかりを配信していると、
ユーザーは「メリットがない」と感じてしまい、
簡単にお店をブロックしてしまいます。
かと言って、クーポンばかり配信していても代わり映えせず、
「またクーポン?」と飽きられてしまうのも現状。
また、クーポンは実際問題お店の利益の低下にも直結しますので、
簡単にどんどん値引きをできるか、
というとそうでもありませんよね。
魅力的なクーポンを配信すること、
とはいえ乱発は避けたい、
このバランスがすごく難しいのです。
そして、クーポンばかりに頼ってしまう販促だと
やはりお店の人気や知名度、ファンといった
根強い力が付きにくいということも事実です。
そこで、お客様に飽きられないために提案したいのが
「商品コンテストの開催」なのです。
「○○コンテスト開催!」や「○○決定戦!」などといった
言葉を聞くと、わくわくしたり結果が気になったりしませんか?
LINEではお客様の参加型で開催することができますので、
いつも「お知らせ」ばかり、や「クーポン」ばかりといった
お店でも、お客様にとって新鮮に感じて頂けるコンテンツなのです。
商品のコンテストの開催はリサーチ機能から行うことが可能です。
お客様が審査員になることで、
商品への関心も高まりますし、またさりげなく
商品のスペックやメリットを伝えることもできるのですよ。
そして沢山の種類があるリサーチ機能の中でも
特に盛り上がるのが、「VS機能」。
AとBの商品のどちらが好きか、を選んでもらう
シンプルなコンテンツになります。
掲載可能な商品は2つまでとなりますが、
商品を大きく表示できるので、注目度UPにつながります。
また、好きな商品を選ぶだけでなく
「勝った方を実際に商品化!」や、
「回答者にはクーポンプレゼント!」などといった
お客様にとって嬉しいメリットを用意するのも大切です。
参加したお客様に「楽しい!」と思って貰える
テーマを決めることがポイントとなります。
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3.イベント告知でお店を活性化!
実際にお客様の来店につながる販促として
ぜひおすすめしたいのが「イベントの開催」です。
イベントには様々な目的と効果が期待できます。
お祭りのようにわいわい人を集めて商品を「販売」したり、
コンサートや演劇のように「代金」として利益を得たり、
講演会やセミナーで人を「感化」させたり・・・
と、人を集めた先に目的と効果があります。
「何を目的とし、何を、誰から得たいのか」を
はっきりと決めてイベントの目的を
達成させるための配信を行いましょう。
飲食店ですと、
ファン同士の交流会や、周年記念パーティ、
試食会などのイベントなど…
機会は沢山あると思います。
イベントの告知にメッセージやタイムライン、
PRページを利用する事で、
ユーザーは気軽に申込みが可能になります。
また、PRページを使用する際には
ページ内に電話や申込み用のボタンを設置する事ができるので、
さらに応募が簡単になります。
写真を追加する事も可能なので、
過去のイベントでの様子をアップするのも
親しみが湧いて参加者の増加に一役買ってくれるでしょう。
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いかがでしたでしょうか?
飲食店LINEで使えるコンテンツには
まだまだ沢山の種類があります。
(最近配信の内容がパターン化してきたなあ)
という飲食店様も、
お店の規模やターゲット・得たい反響によって
コンテンツを使い分けて、
有効な使い方を研究してみてはいかがでしょうか?
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この記事はWEBホスピタソンの「飲食店LINE@サポートチーム」のスタッフが書いています。
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