『透明資産』経営のススメ飲食店Facebookで集客する方法

日本国内でのFacebookユーザー数はここ数年で急増しています。
その数は2015年には2400万人を超えており、
それに合わせて、Facebookページを
開設する飲食店オーナー様も増えてきています。
もはやFacebookは私たちに欠かせない存在になっています。
そんなFacebookを
ビジネスで活かす=集客するにはどのようなコツがあるのでしょうか?
今回は、ネット上のやりとりからリアルな「来店・購買」に
繋げるための方法をいつくかご紹介しましょう。
1.集客における2つのアプローチ
集客には大きく分けて2つあります。
会社やお店からお客様に対し能動的な働きかけを行う
アプローチの「プッシュ型」(代表的なのがメルマガ)。
ホームページなどを設けた上で、
お客様のアクションを待つ受動的なアプローチの「プル型」です。
そして、Facebookを使った集客は後者になります。
Facebookというコミュニケーションツールを使って、
あるタイミングで来店を促したり、商品やサービスを
利用してもらうことが飲食店における集客の狙いになります。
この集客は、ある程度の時間を要することはありますが、
その分しっかりと見極めたリピーターになってくれる可能性が高く、
質の良いお客様を得ることができます。
しかし、「プル型」なだけにFacebookでは、
適切な「キッカケづくり」がどのくらいできるか?が
集客のカギを握っています。
キッカケとなるのがFacebookページでのファンづくり。
飲食店とお客様との接点の数を増やしていくだけでなく、
ファンのライフスタイルや消費行動を把握して
「リアクションしやすい」コンテンツを作り、
その情報を提供できるかどうかです。
なぜなら、キッカケは
その状況やファンの属性によっても変わってくるからです。
例えば、クーポンの配布がキッカケで
その商品を買うこともあり、
イベントに興味を持って来店することもあります。
また、日常のふとした投稿記事が
キッカケでお店のサービスを利用するかもしれません。
このようにFacebookの特徴であるコミュニケーションを中心にしつつ、
ポイント毎にキッカケとなる施策を提供していくことが重要です。
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2.既存顧客へのアフターフォローが重要
いろんな角度からの「キッカケ」でファンづくりをする際、
「見込み客」のファンと
「既存顧客」のファンとでは対応の仕方も違ってきます。
同じ「キッカケ」で
も見込み客の考えるキッカケはおもにメリットです。
それに対し、
既存顧客のファンはある程度信頼関係ができているので、
メリットを訴える売り込むだけでなく、
「また行きたい」「また食べてみたい」という再来店につながる
キッカケとなる情報発信やアフターフォローがとても重要です。
グループでの来店をメインとする飲食店なら、
季節ごとのキャンペーンやパーティープランなど、
イベント時に欲しい情報発信を定期的に行うことで、
普段からお店を意識してもらえるようになっていきます。
それが「キッカケ」で再来店するリピーターになり、常連になり、
さらにはエバンジェリスト(伝道師)!になるんです。
このように小さなキッカケで始まったつながりも、
どんどん強いつながりに育てていくことができるのも、
コミュニケーションツールの特徴です。
またアフターフォロー用に発信する投稿は
すべてのファンに配信されますので、豆知識や楽しい情報と共に
スタッフの様子や店舗情報など宣伝に偏らず伝えることで
結果、「見込み客」のファンとの距離も縮めることにもなります。

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3.「今だけ」という特別感
飲食店でもっとも頭を悩ませる課題の一つが
「空席」の埋め方ではないでしょうか?
どのお店にも立地事情などによる客数の多い時間帯や
そうでない時間帯があったり、はたまた天候による突発的な事情もあります。
飲食店側としては「早く埋めたい」ところですよね。
そんな時にもFacebookページのもつリアルタイムでのメッセージ発信効果を
上手く活用することで、集客につながります。
もっとも有効なのが、「Facebook限定割引」の告知方法です。
「本日限定!○○半額!」といった割引情報を
誘因としてその日の利用をファンに伝えます。
ここでのポイントはファンに対して促す「希少性」や「限定感」です。
誰でも惹かれる「○○だけ」というキーワード。
文面だけでなく写真も効果的に
取り入れた投稿で積極的にアピールしてみましょう。
また「Facebookを見た」というお客様からの声も取り入れて
ともに割引をするという活用方法も取り入れてみるといいかもしれません。
宣伝費やお店の運営上負担なく、はじめられる集客方法です。
実際に「限定企画」を実施している某飲食店では、
「お客様とのコミュニケーションになるような企画」
になるよう心がけているそうです。
「じゃんけん企画」といったスタッフも一緒に楽しめるような
内容はとても好評でスタッフだけでなくお客様からの
リクエスト企画など取り入れています。
また、集客や販促で気を付けていることは
来店いただくお客様が初めてなのか?常連さんなのか?
または曜日ごとに変化をつけたり職業ごとのお休みなども意識するそうです。
「常にどのお客様に向けて投稿しているのか」
を意識することが大切だということです。
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いつでもどこでも情報発信ができる時代だからこそできる
アピール方法のひとつがこのFacebookページです。
ネット上で身近に感じられる距離感とつながりを強化して、
Facebookで新たなファンづくりをしていきましょう。
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この記事はWEBホスピタソンの「飲食店Facebookサポートチーム」のスタッフが書いています。
飲食店Facebookサポートチームでは、飲食店でFacebookを活用した集客方法、Facebookの製作方法、をわかりやすくアドバイスしています。
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