飲食店LINEは情報発信や集客サービスに
活用できる販促ツールです。
アカウントを取得、メッセージ配信やクーポン発行など、
運用がスタートすると、気になるのが「お客様の反応」です。
もちろん、ビジネスとして運用していくので反応をきちんと
「数値化」することも重要です。
声としての反応と数値としての反応をしっかりと検証して
より充実した飲食店LINEの運用と管理をしていきましょう。
今回は効果検証やお客様の反応をまとめていきます。
1.さまざまな効果を検証する
メッセージ配信、クーポン発行、タイムラインへの投稿など
飲食店LINEの活用は、販促活動の一環としてしっかりと
管理していくことが大切です。実践したら結果がでます。
その結果を検証する「効果測定」を必ず行います。この数値化することで、飲食店LINEで実践している
販促計画がうまくいっている場合の効率アップや
うまくいかない場合の問題点や改善点を
見つけることができます。
お客様とのつながりを継続するために
大切なことは、「反応」です。
友だちの数が増えても反応がなければ意味がありません。
反応=共感してもらえることでコミュニケーションになるので、
より多くのクリック数が得られる場所にしていきましょう。
飲食店LINEで盛り上がっている、勢いがあるといった
様子もユーザーは敏感に反応します。
そしてコミュニケーションツールなので、
盛り上がる飲食店舖には人が集まります。
そのお客様の反応を分析するために必要な項目があります。
「友だち」数・・飲食店LINEを友だち登録したユーザー数
「開封」数・・配信メッセージに添付したクーポンの開封数
「応募」数・・抽選型クーポンで抽選に参加したユーザー数
「いいね」数・・ホームのメッセージにある表示のタップ数
「コメント」数・・ホームのメッセージに書かれたコメント数
お客様の反応とともに「PDCA」サイクルを
上手に運用することも大切です。
「PDCA」とは生産管理、継続している業務に用いられる
フレームワークで「Plan(計画)」→「Do(実行)」→
「Check(評価)」→「Act(改善)」の4段階を運営していきます。
飲食店LINEの管理画面から「Check(評価)」の部分である
データを統計情報から取得することができます。
飲食店LINEの強みは「集客から購買(売上)に繋げること」
ですが、集客だけにとらわれず、運用に関わる人件費や
制作費などのコスト管理も意識をして「PDCA」サイクルを
しっかりと行っていきましょう。
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2.友だちは「有効」かどうか
お客様の反応を分析する上でもっとも
重要な項目が「友だち」数です。
この数字の増加・減少が、飲食店LINEで販促活動を
する上で大きな影響を与えています。
友だち数の上限は1万人です。
この数字を目標に日々の定期チェックとして
習慣にしましょう。
この「友だち」数は指定した期間での
増減を確認することもできます。
これによって、友だち獲得を目的にするプロモーションや
キャンペーンの効果を知るためにはとても有効です。
【アカウント管理画面】→「統計情報」クリック
○現在までの累計数
「友だち追加数」・・・これまでに登録されたユーザー数
「有効友だち数」・・・メッセージが届く状態のユーザー数
「ブロック/友だち解除数」・・・ブロックし友だちを解除
さらにその期間内の友だち数の状況を確認するには
「カレンダーマーク」クリック→期間の設定
→「検索」クリック
このように日々、友だち数の推移をチェックしていると、
急激にブロック数や削除数が増えている!という場合があります。
そのような場合には必ず原因を追究しましょう。
投稿当日に変動があったときはその内容をまずチェックします。
またお客様とのトラブルなどが発生していないかなど、
現場スタッフにも必ずヒアリングしましょう。
その他キャンペーンの効果測定で友だち数の増減が
顕著に表れる場合も要注意です。
○友だち数に変動がない
キャンペーンの魅力がない、情報がリーチしていない
→ 告知方法や特典内容の見直しなどを早急に図る
○ブロック数が増える
一番多いのがキャンペーンの反動です。
友だち獲得するためのキャンペーンに用意した特典内容に
惹かれてそれを得るために一時的にユーザーが友だち追加をします。
しかし、その特典を手にすると「すぐブロック」というパターンです。
特典のコストも視野に入れ、キャンペーン後の友だち数の
推移を必ずチェックすることをおススメします。
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3.クーポンへの反応をみる
次にクーポンを発行したら、どのくらいのお客様が反応して
くれているかを検証してみましょう。
まず、「PRページ(プレーン・クーポン)」を
どれくらいのユーザーがタップし、表示されたかを見る
「開封」数が指標となります。
ここでの数値は飲食店からの情報、サービスにどのくらい
興味があるのかが分かりやすいのです。
さらに「有効友だち数」と「開封数」との数字の差が、
あまりにも開くようであれば、飲食店LINEに対しての
興味があまりない、ということになります。
また、「開封数」と同じく重要なのが「応募数」です。
こちらも興味がなければタップしません。
「開封数」と「応募数」と連動した重要な指標です。
長期的な検証のために開封率を算出することをおススメします。
例えば、20人が開封したとしても友だち数が100人と
500人では「20人」の価値も変わってきます。
「開封数÷配信時の友だち数=開封率」算出しておきましょう。
同じく「応募率」も算出しておくと、キャンペーン内容と
PRページの比較検討ができます。
クーポンの反応はトライアンドエラーです。
検証、改善をしながら、より魅力的なクーポンづくりに
活かして、お客様の満足度を高めていきましょう。
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4.「いいね」「コメント」の数と反応
メッセージ配信などの反応と合わせて、タイムラインに
訪れるユーザー数もチェックしていきましょう。
どれだけの人が見てくれているかを表す数値、
「ページビュー(PV)」や「ユニークユーザー(UU)」も
重要になりますが、飲食店LINEの場合は「いいね」や
コメントの数も重要な数値になります。
また、コメントの質も上がるとさらに反応が変わります。
【アカウント管理画面】
ホーム」にある「投稿一覧」をクリック
投稿一覧を表示する
↓
各投稿の「いいね」と「コメント」のチェックができる
↓
画面右上にある「統計情報」をクリック
↓
期間指定で期間内の投稿を表示できる
○統計情報の項目
PV・・・ユーザーがホーム投稿のページを見た回数
(ページビュー)
UU・・・訪問した友だちの数(ユニークユーザー)
投稿数・・・ホームに投稿した記事数
いいね数・・・記事についた「いいね」数
コメント数・・・記事に友達がくれたコメント数
共有数・・・記事を共有した数
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いかがでしたか?
飲食店LINEの運用がスタートすれば、必ず「数値化」した
検証が必要不可欠になってきますが、
この日々の運用・管理が集客サービスを向上させてくれます。
また、効果を反映して、より充実した飲食店LINEという
集客ツールをフルに活かしましょう。
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この記事はWEBホスピタソンの「飲食店LINE@サポートチーム」のスタッフが書いています。
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