SNSの利用時間は私たちの生活リズムと深く密接しています。
例えば、Facebookの場合ですと、平日・休日ともに21〜22時がピークであると言われており、最大で25%の利用率となっています。

21時～22時と言えば、夕飯が終わり寝るまでの空き時間。
確かにSNSをチェックするという人も多いのではないでしょうか。

反対に、避けるべき時間帯は深夜3〜5時。
深夜営業を行っている飲食店様ですと、勤務終了後や夜勤の合間など、起きている人も多いですが一般的にはみんな眠っている時間。
アプローチできる機会が少なくなってしまうので、避けた方がベターですね。

一方で休日は時間と共に利用率が上昇するという傾向があります。
朝ゆっくり起き、どこかに出かける人もいれば、ゆっくり一日を過ごすという人もいますよね。

ちなみに、ターゲットとなる人物像にも注目してみましょう。
実は主婦の場合は、平日14時～15時が最もFacebook利用率が高いんです。

これも、朝から昼までの家事が落ち着き、夕食までの時間であると考えられますよね。
というわけで、主婦層がターゲットの飲食店はこの時間に投稿することをお勧めします。

2.Twitterの場合

Twitterは即時性があることから、どの時間帯も比較的アクティブなユーザーが散らばっている印象。
ですが、これもFacebookと同じくピークは21時～23時。

また、特徴としては朝の活動率が比較的高いというのもTwitterならでは。
通勤・通学中にチェックするというユーザーが多いのでしょう。

というわけで、ランチのお知らせなどは、昼はもちろんのこと少し早めに朝から告知してもいいかもしれませんね。

3.Instagramの場合

さて、最後はInstagram。
こちらも７時台から徐々にユーザーが増えてきます。
先ほどのTwitterと同じく、この７時台というのがいわゆる「活動開始時間」になりますね。

そして、8時台以降になると徐々に落ち着きます。
みんな学校や会社に到着する頃でしょう。

そして、12時台になると突然アクティブ率がアップします。
これは言わずもがなお昼休みですね。

そして、そこからまた急降下し、18時台から徐々にアクティブ率が回復し始めます。

あとは他のSNSと同じように高いアクティブ率となるのですが、Instagramの場合はこのピークゾーンが長く、19時～24時までの5時間が効果的といわれています。

FacebookやTwitterに比べるとユーザーのボリュームゾーンが少し若年層になるので、このような結果になるのも驚きはありませんね。
というわけで、若いお客様がターゲットの飲食店様は、この時間帯に投稿する事をおすすめします。

ちなみに、24時を過ぎるとがくっと利用率がダウンするので、「日付が変わるまで」ということを念頭に置いておきましょう。

いかがでしたでしょうか？
人々の生活の行動パターンに応じて、利用率も変化するということがお分かりいただけましたでしょうか。

せっかくSNSを運用するのであれば、闇雲に投稿するのではなく、少し戦略的にプロモーションしてみましょう。

個人的には、色々なデータを見ながら、（日本人ってやっぱり真面目だなあ）と感じました。
なぜなら、お昼休憩が終わる頃にはピタリと利用率が下がったり、翌日に備えてなのか24時以降の利用率が随分と低かったから。

そんな真面目な日本人だからこそ、生活リズムを予想することは簡単なのではないでしょうか？

ぜひ、「ターゲットのあの人はいつスマホをチェックするだろう」と、具体的な人を思い浮かべながら、作戦を立ててみてくださいね！

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