「よく見る・よく聞く」がキーワード!忘れられないお店になる秘訣とは…?
こんにちは!
LINE@をお使いの飲食店様へ質問です!
LINEを販促に利用する際に使える機能といえば?
メッセージ?クーポン?
なるほど。
確かに飲食店LINEの目玉と言えば、お客様に直接通知が届くことが魅力のメッセージや、強い集客力を持つクーポンかもしれません。
ですが、ホスピタソンは「ホーム(タイムライン)投稿にこそ、注力してほしい!」と考えているのです。
本日はどうしてホーム投稿が大切なのか、またホーム投稿を使った事例などを紹介しながら、あなたのLINE@をより充実させる秘訣についてお話したいと思います!
目次
2. 脳内SEOで他店に勝つ!
1.「よく見る・よく聞く」ザイオンス効果って?
なぜかと言うと、人は「よく見る・よく聞く」ものに対して、信頼を抱きやすいという心理があるからなのです。
これを、「ザイオンス効果」または「単純接触効果」といいます。
営業やマーケティングの世界では最早常識とも言われるこのザイオンス効果。
たとえば、営業マンが何度も同じ顧客を訪問して、その度に雑談だけして帰って行くことがあります。
これは、決して暇つぶしでも、商品を売る気がないのでもなく、何度も訪問することによって、まずは自分に好意を抱いてもらうことを目的にしているのです。
そして、何度も訪問しながら相手の好意を確信したら、少しずつ商品の営業をはじめるのです。
そうすると初回の訪問でいきなり商品を売ろうとするよりも、購入してもらえる可能性が高くなるのですよ。
また、テレビのCMなんかもこのザイオンス効果の最たるもののひとつ。
例えば、あなたがドラッグストアでシャンプーを購入しようとしているとします。
複数の商品で迷った際に、なぜか「最近よくテレビで観るな…」という方を選んでしまう事はありませんか?
特にその商品のメリットを知らないながらも、「なんかよさそう」と信頼を抱いてしまう。
これこそがザイオンス効果なのです。
2.脳内SEOで他店に勝つ!
そして、このザイオンス効果は飲食店販促においても大きく役立ちます。
会社員Aさんが仕事帰りに同僚と食事に行くことになったとします。
すると、Aさんは頭の中に複数の飲食店を思い浮かべ、その中からもっとも信頼のおけるお店を選ぶのです。
ホスピタソンではこの一連の流れを、脳内SEOと呼んでいます。
(SEOとは「Search Engine Optimization」の略で、「検索エンジン最適化」という意味。
GoogleやYahooなどの検索サイトで、特定のキーワードで検索した際に上位に表示されるための対策のことです。)
お客様の脳内SEOで上位にピックアップされるよう、日頃からこつこつと信頼関係を築いていくことが大切なのです。
そしてその信頼関係を築く鍵が「よく聞く・よく見る状況を作る」ということなのです。
では、この「よく聞く・よく見る状況を作る」ザイオンス効果と脳内SEO、飲食店LINEにいったい何の関係があるのでしょうか?
次の項目でご紹介したいと思います。
3.ホーム投稿で作る「よく見る・よく聞く」
飲食店LINEにはお客様へアプローチする方法が大きく分けて2つあります。
ひとつはお客様へ直接通知が届く「メッセージ」。
もうひとつが今回注目する「ホーム」です。
ホームはFacebookやTwitterなどのタイムラインと同様のものをイメージして頂ければいいかと思います。
直接通知は届かないものの、メッセージよりも長い文章を投稿することができますし、画像などももちろん掲載可能。
さらにLINE@のタイムラインは、まだ他のSNSほど投稿数が多いわけではないので、埋もれることなく、友だちの方の目に触れる機会も多いのも魅力なんです。
メッセージのような一方的な情報発信ではなく、その内容に対して「いいね」のスタンプやコメントを受け付けることもできます。
それに対してコメントを返すことも可能です。
コメントのやりとりで、お客様とコミュニケーションを取ることができるのも嬉しいポイントですよね。
この特徴を活かして、アンケートや相談コーナーなど、ファンとの交流の場にすることも活用方法のひとつかもしれません。
お店のお得情報からスタッフの日記まで幅広い内容を投稿すれば、友だちから友だちへと伝播して、いわゆる「口コミ効果」へと繋がっていきます。
ホームの投稿はシェアも可能なので、メッセージよりも広い拡散効果が期待できます。
さて、このホームの何がメリットなのかというと、前述の「よく見る・よく聞く」状況をLINE上で作ることができるのです。
タイムラインのチェックはあまりしないというユーザーもいるので、目に付く可能性はトークよりも少し低いですが、コンスタントに投稿し続けることで、すこしずつお客様の記憶には残るようになります。
というわけで、弊社ホスピタソンでは週2回の投稿を推奨しています。
メッセージは通知が届いてしまうだけに、週に何度も配信してしまうとユーザーに鬱陶しいと思われ、最悪の場合ブロックされてしまう可能性がありますが、トークはどれだけ投稿しても閲覧するかどうかはユーザー次第。
投稿しすぎるということはあまり考えられません。
毎日でもいいくらいですが、お店のオペレーションを最優先していただきたいので、せめて週2回の投稿をおすすめしています。
派手な販促ではないかもしれませんが、お客様の記憶にじわじわ残る「よく見る・よく聞く」飲食店になれるよう頑張りましょう!
週2回も投稿するネタがないという方は、以下を参考にしてみてください。
・日替わりメニューの紹介
・本日の空席状況
・本日のおすすめメニュー
・本日のこだわり食材
・ご来店してくれたお客様の写真(もちろん許可を得てくださいね!)
・スタッフの紹介とひとこと
・お料理にまつわるうんちく
・地域のイベント情報
などなど…
長い記事を書く必要はありません。
まずは質よりも量が大切なのです。
投稿の質は、書いて、書いて、書きまくっているうちに、自然と上がってくるものです。
競合店や有名店の投稿も参考にしつつ、まずはコンスタントに週2回アップすることを心がけてみてくださいね!
そして、お客様の中で「なんかあのお店の名前、よく見るなあ」という印象を与えられるようになれば、販促は成功!
あとはお客様の来店を待つのみです。
4.成功事例~フローズンヨーグルトショップの場合~
では、ここからはホーム投稿をうまく利用して、集客に成功している飲食店の事例をご紹介したいと思います。
―フローズンヨーグルトショップの場合
2013年に日本初上陸を果たした同店は、ロサンゼルス生まれのフローズンヨーグルトショップ。
無脂肪、低カロリーで栄養があるのにアイスクリームみたいにとってもおいしいだけでなく、自分で自由に可愛くトッピングできるのが人気の秘密です。
そんな同店の販促のポイントは「メッセージはあえて使わない」というもの。
ホーム投稿のみで、お客様とのコミュニケーションを図っています。
どうしてホーム投稿のみに徹底しているのかと言うと、「さりげなく印象を残すことができる機能だと思ったから」だそう。
やはり、「よく見る・よく聞く」という状況を自然に作り出しているのですね。
プッシュでのメッセージは確実性がある分、タイミング次第でブロックにもつながる可能性があるので、確かにホームのみに徹底するのは安全策とも言えます。
また、同店の特徴的な販促方法として、他のSNSでは「5%割引クーポン」を配布しているのに対し、LINE@では「10%割引クーポン」を配布しています。
なぜなら、LINE@の友達は他のSNSのユーザーに比べてコアなファンが多いからだそうです。
なので、LINE@では日頃の感謝を込めて、特別感のあるクーポンを配布するようにしているのだそうです。
差別化をはかることでブロックを防ぐこともできる、とてもいい販促だと思います。
また、クーポンを毎日配信するのはお店のオペレーションにも支障が出ますので、クーポンのないときは、可愛くトッピングしたフローズンヨーグルトの写真を投稿。
見た目も華やかでフォトジェニックなので、ファンも見ていて楽しい内容となっています。
飲食店はやはり、美味しそうな写真を載せるのが何よりも効果的ですね!
さらに、学生のお客様が多いということで、「期末テストお疲れ様です♪」などといった一言を投稿に添えるだけでも、親密度がぐっとアップしたそうです。
もし、あなたのお店でもメインターゲットとなる客層が明確な場合は、このように呼びかけるコメントを入れるのもいいですね!
いかがでしたでしょうか?
お客様に直接届くメッセージやインパクトのあるクーポンに比べ、少し地味に感じてしまう「ホーム」投稿。
ですが、あなたのお店のCMをコツコツ流しているという風に考えると、少しやる気が沸いてきませんか?
まずは内容のクオリティは気にせず、週に2回投稿することから始めましょう。
気付けばいつしかお客様の記憶に残っているはずですよ!
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この記事はWEBホスピタソンの「飲食店LINE@サポートチーム」のスタッフが書いています。
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